就職や転勤などで新しく部屋を借りることがあります。
「さあ、明日から新生活が始まる!がんばるぞ!!」
と、ウキウキ気分に胸ふくらむのですが・・・
引越してみたら、なんか部屋が臭い!
足の裏のような、かびたような、嫌な臭いが・・・
会社から帰宅した時とか、朝起きた時とか、お部屋が臭いとゲンナリですよね。
恥ずかしくて友達も部屋に呼べません。
なんとかならなないのでしょうか。
大丈夫です、改善できます。
そういう嫌な臭いを消す、簡単な方法があります。
今回は、気になるお部屋の臭いを消す、簡単な4つの方法を紹介します。
これで安心して、友達や恋人も家に呼べますよ。
実は簡単!臭いを消す4つの方法
それでは臭いの発生元別に、臭いを消す方法を見ていきましょう。
1.カーテン、カーペット、ソファの消臭
カーテン、カーペット、ソファなどの布系のものは、洗えるものは洗います。
- カーテン
自宅の洗濯機で洗えます。
脱水の後、濡れたまま普通に窓に掛けます。 - カーペット
コインランドリーで洗いましょう。
機械にもよりますが、6畳程度までならコインランドリーで洗えます。 - ソファ
カバーが取り外せるなら自宅の洗濯機で洗います。 - ぬいぐるみ
これも臭いの元になるので、洗濯機で洗います。
(もしもお持ちなら、ですが^^)
カーペットが洗濯できない場合
カーペットが大きすぎたりして洗濯できない場合、重曹を使います。
重曹を水に溶かして重曹水を作り、霧吹きでカーペットに吹き付けます。
そのまま一晩おいて、その後掃除機でしっかり吸い取ります。
ソファーの本体も同様に、重曹で掃除します。
水100ccに対して、重曹を小さじ1杯加えます。
これをスプレーに入れれば、重曹水スプレーの出来上がりです。
重曹を入れすぎると、スプレーが詰まって重曹水が出なくなります。
水の代わりにぬるま湯を使うと、重曹が溶けやすいです。
2.下駄箱の消臭
下駄箱の中は、靴から出る臭いが充満して、臭いがしみつきやすい環境です。
下駄箱の臭いをとるには、その中に消臭剤を入れます。
消臭剤としては、ここでも重曹を使います。
ビンやカップを用意して、そこに重曹を入れます。
桃屋の『ごはんですよ』のビンのような空きビンで構いません。
これを下駄箱の中に入れておくだけでOKです。
効果は2~3か月続きますが、時々ビンの中の重曹をかき混ぜてください。
備長炭のような炭を置くのも効果がありますよ。
でも、古くなった重曹は捨てないでください。
成分的にはおかしくないので、水に溶かして重曹水として掃除に使えます。
捨てるのはもったいないですよ。
3.壁や床の消臭
壁や床には、前の住人の生活臭が付着している場合があります。
この場合にも重曹水を使います。
重曹水をスプレーして、5分ほど放置します。
その後、水拭きと乾拭き(からぶき)で仕上げます。
重曹水は白い粉の跡が残りやすいので、水拭きと乾拭きはしっかりと行います。
4.室内の空気の消臭
空気からにおいの成分を除去するために、部屋の四隅に消臭剤を置きます。
消臭剤としては、下駄箱の章で紹介した、重曹や炭を使います。
重曹は、ビンやカップに入れます。
炭は皿状のものに載せます。
これを置いて1日も経つと、かなりの効果を実感できると思います。
部屋が臭い場合、エアコンの内部がカビている場合があります。
フィルターのお掃除は素人でもできますが、内部の洗浄は素人には難しいです。
エアコンから出る風が臭い場合には、素直に業者に洗浄を依頼しましょう。
以上、悪臭を消す4つの方法を紹介しました。
しかしそもそも大事なのは、悪臭が出ないように普段から予防することです。
そこで次に、臭いの発生を予防する5つのポイントを紹介しますね。
臭い予防の5つのポイント
室内の臭いを抑えるには、予防が大事です。
臭い予防の5つの方法を紹介します。
- 部屋の換気
部屋の換気は臭い予防の基本です。
喚起をしないと湿度が高くなり、カビの原因にもなります。部屋の喚起は窓を開けるだけでもいいのですが、積極的に換気扇を使いましょう。
その際には、換気扇の場所とできるだけ対角的な位置にある窓を開けます。
そうすることにより、室内の空気がごっそり入れ替わります。 - モノを減らす
これは先の換気にも通じるのですが、部屋にモノが多いと風通しが悪くなります。
例えば服が多すぎて部屋に山積みになっていたり、床が見えないほどにモノが散乱していると、空気が淀み、カビやダニの温床になります。部屋のモノを減らし、整理整頓することにより、部屋の空気がきれいに保てます。
- 布団を干す
人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくとも言われます。
その汗を布団が吸収しており、それが悪臭の原因になります。
また、布団を干さないとダニの温床にもなります。布団は、最低でも1週間に1度は干し、シーツも洗濯しましょう。
布団を干せない場合、布団乾燥機がおすすめです。 - 生ごみを置いたままにしない
生ごみをシンクの三角コーナーなどに放置すると、すぐに異臭を発します。
コバエの発生源にもなります。生ごみは新聞紙に包むなどして、早めにゴミ箱に入れましょう。
その際、小さなコンビニ袋などに入れると、よりgoodです。 - ゴミの日にはゴミを出す
自治体で定められた日には、部屋のゴミを出しましょう。
ゴミは悪臭の元ですから、なるだけ部屋に溜めないようにします。
まとめ
部屋に入ると変な臭いがする。なんかクサイ・・・
そんな場合の対処方法を紹介しました。
- カーテン、カーペット、ソファ
洗えるものは洗濯する。 - 下駄箱
重曹、備長炭などを消臭剤として使う。 - 壁、床
重曹水で拭きあげる。 - 部屋の空気
十分に換気する。
特に換気は基本です。
換気扇と窓を上手に使って、部屋の空気を入れ替えましょう。
お部屋の空気が気持ちいいと
友達や恋人も呼べるし、
とってもくつろげる部屋になりますよ。