病気の検査などでは、陽性・陰性で結果が示されることがあります。
例えばインフルエンザ、ノロウィルス、妊娠検査、エイズ検査、鳥インフルなどなど、いろんな検査がありますよね。
テレビなどでは、「疑惑の芸能人から薬物使用の陽性反応が出た!」なんてニュースが流れたりします。
この陽性と陰性とは、どんな意味なのでしょうか。
最近職場でも若い子にその意味を尋ねられましたので、ブログでも簡単に書いてみることにしました。知っておいて損はないですよ~
陽性・陰性の意味とは
まずは言葉そのものの意味を見てみましょう。
■ 陽性(ようせい)
1 積極的で、陽気なこと。内にこもらないで、開放的な感じであること。また、そのさま。「陽性な(の)気質」⇔陰性。
2 医学の検査などで、ある刺激に対して反応がはっきり現れること。陽性反応のこと。⇔陰性。
引用:goo国語辞書
■ 陰性(いんせい)
1 消極的で、陰気なこと。内にこもっている感じであること。また、そのさま。「陰性な人」⇔陽性。
2 医学の検査などで、ある刺激に対して反応のないこと。陰性反応であること。⇔陽性。
引用:goo国語辞書
言葉の使い方としては
「検査の結果、陽性反応が出た」
「検査結果は陰性だった」
などと使います。
これだけですと、よくわからないですよね。
もう少し説明しましょう。
ぶっちゃけ、陽性とは「当たり」「ビンゴ」ってことです。
反対に、陰性の場合は「ハズレ」「スカ」だったということです。
「当たり」とか「ハズレ」とかは少々くだけすぎた表現ですが、ニュアンスは分かりやすいと思います。
例えばインフルエンザ検査で陽性だったということは、当たり、つまりインフルエンザに感染していた、ということです。陰性ならハズレ、つまり感染してないということです。
妊娠検査薬の場合には、陽性なら妊娠していた(当たり)、陰性なら妊娠してなかった(ハズレ)、ということです。
薬物検査の場合、陽性なら薬物を使っていた(逮捕!?)、陰性なら使っていなかった、ということです。
このように、陽性と陰性は「当たり」と「ハズレ」と思えば覚えやすいですね!
ガン検査の陽性・陰性と良性・悪性の関係は?
ガン検査の結果の陽性・陰性は、ガンの可能性が高い・低いという指標です。よって、そのガンが悪性かどうかとは関係はありません。
検査結果が陽性だった場合、さらに詳細に検査して、悪性かどうかが分かります。
陽性・陰性はどっちが良いの?
陽性・陰性に良い悪いはありません。
陽性・陰性は、あくまでも検査結果に反応が出たかどうかを示すものです。
例えば、妊娠検査薬で陽性反応が出たとしましょう。これは妊娠の可能性が高いというという意味です。
妊娠して嬉しい人もいれば、困る人もいるでしょう。陽性だからと言って、良い悪いの判断はつきません。
このように、陽性・陰性そのものに良い悪いはないのです。
違法薬物の陽性反応
最近芸能ニュースで、某男性タレントのクルマから違法薬物が見つかったという話がありました。
当の男性タレントは「そんなの知らない。俺のものじゃない!」と言い張ってたようですが、尿検査の結果、その薬物の陽性反応が出ました。
陽性反応が出たということは、「当たり」です。
つまりそれを使っていたという動かぬ証拠。
こうなると、もう言い逃れはできませんよね・・・
逮捕です。チーン
あとがき
検査の結果でいう陽性・陰性の意味について紹介しました。
その意味は
・陽性=反応が出た
・陰性=反応が出なかった
ということです。
例えばインフルエンザの検査ならば、
・陽性=インフルエンザにかかってた!
・陰性=インフルエンザじゃなかった!
です。
ニュアンス的には
・陽性=当たり、ビンゴ
・陰性=ハズレ、スカ
と覚えれば簡単ですね!
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