夏になると、キャンプやBBQ、釣りなどにクーラーボックスが大活躍です。
クーラーボックスはホームセンター等で安価なものも販売されていますが、保冷力は価格なりです。
安くても保冷力の高いクーラーボックスはないものか?
ないならば、作ってしまえ!
実はこのクーラーボックス、改造して保冷力を高めることができます。
今回は、クーラーボックスの改造の仕方を紹介します。
保冷力をアップする方法
保冷力をアップするために、クーラーボックスの内側にアルミシートを貼り付けます。
アルミシートは100円ショップで購入できます。
作業手順は次の通りです。
- 内箱を取り出す。
クーラーボックスは二重構造になっているので、内箱と外箱を分離します。 - アルミシートを貼り付ける。
内箱の外側に、アルミシートを貼り付けます。
このとき、アルミシートの光ってる面が外側になるようにします。
アルミシートの固定には、アルミテープを使います。アルミテープも100円ショップで入手できます。 - 内箱を外箱に戻す。
貼り付けたアルミシートの厚さの分、外箱に入りにくくなります。
どうしても入らない場合、部分的にアルミシートを切り取ります。 - 所要時間は、約2時間です。
では、クーラーボックス改造の動画をどうぞ。
さらに保冷力をアップする・・・ウレタン注入!
さらに保冷力をアップするために、内箱と外箱との間に発泡ウレタンを注入する方法もあります。発泡ウレタンは1000円前後で入手できます。
これをやると保冷力は格段に向上します。
しかし、この作業はちょっと難しい。
上級者コースです。
なぜなら、発泡ウレタンの扱いが、慣れないと難しいからです。
- ウレタン材が手につくと、なかなか落ちません。
- ウレタン材を注入するために、外箱にドリルなどで何か所も穴を開けないとなりません。
- ウレタン材を均等に注入する必要があります。場所によっては、ウレタン材がなかなか固まらず、ムラになりがちです。
- 注入量が多すぎると、外箱が膨らんで変形したりします。微妙な変形でも蓋が閉まらなくなったりします。
チャレンジャーな先人の方たちが、大変苦労されています。
ネットで探せば、ウレタン注入の苦労話がたくさん出てきます。
そこまで労力と時間をかけるのであれば、保冷力の高い、高級なクーラーボックスを購入した方が、コストパフォーマンスは高いと思われます・・・
保冷力をアップする使い方
ハードウェア的に保冷力をアップしたら、次はソフトウェア的(使い方)で保冷力をアップしましょう。
使い方に気を付けるだけで、中身の冷たさは長持ちします。
- 大きな冷蔵庫があれば、使用する前夜からクーラーボックス自体を冷蔵庫で冷やしておきます。大きな冷蔵庫があれば、ぜひ。
- 大きな冷蔵庫が無い場合、前夜から氷や保冷剤をクーラーボックスに入れて、クーラーボックス自体を冷やしておきます。
- 保冷剤としては、-16度まで冷えるアウトドア用の超強力タイプがあります。これを使います。ただし、氷点下まで冷えるので、食品と密着させると食品が凍ってしまうことがあるので注意です。
→ キャプテンスタッグ スーパーコールドパック S M-6928 - 保冷材だけを入れるサブのクーラーボックスを用意します。食品を入れているクーラーボックスの保冷剤がぬるくなったら、サブの保冷材と交換します。
まとめ
クーラーボックスの改造により、保冷効果を高めることができます。
さらにクーラーボックスの使い方に、ちょっと気を配ることより、さらに保冷効果を持続できます。
工夫して効果を高めるのは、なんか楽しいですね!
それでは冷たいクーラーボックスで、夏のアウトドアレジャーをたっぷりとお楽しみください。