簡易書留を使うと、相手に郵便物が届いたことを確認できます。
個人でも仕事でも、けっこう使う機会があります。
個人的には、保証人の依頼等のちょっとした書類のやり取りに簡易書留を使っています。
途中で書類が紛失する可能性が極めて低いので、安心して郵送できます。
お仕事でも、上司に「これ簡易書留で送っておいて」なんて指示されることもあるでしょう。
そんなとき、「はい、わかりました」とサラリ言えるとスマートですね。
今回は、簡易書留の出し方をまとめました。
併せて、料金やコンビニから出せるのか、などについても触れます。
新人の社会人やOLさん、知っておくと得ですよ^^
ではまず簡易書留の出し方の前に、簡易書留とは何か、から見ていきましょう。
簡易書留とは?
簡易書留とは、郵便物を配達するサービスの一つで、郵便物の移動状況(郵便物の引き受けと配達)を記録して、途中で郵便物が紛失しないようにしています。
そして万が一、郵便物を紛失するようなことがあれば、最大5万円までの損賠賠償をしてくれます。
なので簡易書留は、5万円以下の補償で済むものの郵送に向いています。
『簡易書留』があるのなら、『簡易じゃない書留』もあるのか、と思いますよね。
はい、あります。
それは『一般書留』といいます。
次に一般書留と簡易書留の違いも紹介しておきますね。
一般書留と簡易書留の違い
一般書留は、簡易書留に対して次のような違いがあります。
- 郵便の記録
簡易書留では引き受けと配達のみが記録されますが、一般書留ではそれに加えて、中継局とか再配達の日時まで、詳細に記録されます。 - 補償額
万が一、郵便物が紛失した場合に、簡易書留だと補償は5万円まで。一般書留ですと実損額(最大500万円)を補償します。
5万円を超える高価なものは、一般書留で送ったほうが安心です。
では次に、簡易書留の出し方を説明しますね。
簡易書留の出し方
簡易書留の出し方は、簡単です。
郵便局に出向いて、「これを簡易書留で郵送したいです」と言えばOKです。
窓口でそのように告げると、職員さんが全て手続きしてくれます。
郵便物自体は、通常どおりに宛名を書いておくだけです。
赤字で『簡易書留』と書く必要もありません。
楽ちんですね。
手続きが終わると、レシートをくれます。
このレシートには、郵便物のお問い合わせ番号(追跡用の番号)が記載されていますので、捨てないようにしてください。
→ 郵便物の追跡について
簡易書留の料金は?
簡易書留の料金は、通常の郵便料金+簡易書留料金310円 です。
- 25g以下の通常の封書
82円+310円=392円 - 25g以下の定形外郵便
120円+310円=430円
310円で、郵便物の追跡と5万円以下の補償が受けられるのですから、かなりお得だと思います。
コンビニから出せる?ポストからは?
残念ながら、コンビニやポストからは出せません。
コンビニやポストでは、追跡番号を発行できませんから、仕方ないですね^^
郵便物の追跡
簡易書留で出した郵便物には、お問い合わせ番号が付いています。
この番号は、郵便局からもらったレシートに書いてあります。
この番号を、次のサイトに入力すると、郵便物がいまどこにあるのかが分かります。
→ 個別番号検索 – 日本郵便
ただし、簡易書留で分かるのは、引き受け日時・局と、配達日時・局だけです。
一般書留で送ると、途中の局や、再配達した日時まで詳細に分かります。
Q&A
- 専用封筒は必要?
→ 不要です。通常の封筒で出します。 - 配達日数は変わるの?早くなるの?
→ 普通郵便は日曜日は配達しませんが、簡易書留は配達します。
それ以外は、配達の早さは普通郵便と変わりません。
早く届けたい場合には『速達』で出しましょう。 - 土日に出す場合は?
→ ゆうゆう窓口のある郵便局から出せます。
ゆうゆう窓口に関する連絡先を調べる
まとめ
簡易書留は、追加料金310円で、郵便物の追跡サービスと5万円の補償が受けられるサービスです。
とってもお得。
さすが庶民の郵便局って感じです。
簡易書留の出し方もとっても簡単で、
「これを簡易書留でお願いします」
って郵便局の窓口で告げるだけです。
これでもう、いつ仕事で「簡易書留を出してきて」って言われても大丈夫ですね!
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