4月も末になると春も終わり。
少しずつ夏の匂いを感じるようになってきました。日差しも紫外線もジリジリと強くなってきます。
この季節の変わり目に気になりだすのが、そう、日焼けです。自分の日焼けもそうですが、子供に塗る日焼けも気になったりします。
あ、そう言えば、去年の日焼け止めが残ってたわ。
日焼け止めクリームって、シーズン中に使い切れないことも多いですよね。余った分は捨てるのももったいないので、とりあへず保管している方も多いと思います。
この去年の日焼け止め、実際のところ今年も使えるのでしょうか。特に子供に塗る日焼け止めは気になりますよね。今回は去年の日焼け止めについて調べてみたのでお伝えします。保存方法についても紹介しますよ。
去年の日焼け止めは効果あり?
去年に使い切れなかった日焼け止め、今年使っても効果はあるのでしょうか。
実は日焼け止めの成分は、去年のものでもほぼ変わりません(いわゆるSPF、PAなどの値は変わりません)。よって去年のものでも効果はあります。
ただし、保管状況によっては変質してることもあります。変質した日焼け止めは肌荒れなどトラブルの原因になりますので注意が必要です。
使う前には以下の点をチェックしましょう。
- 変な臭いがしない
- 変色していない
- 分離していない
「ん~、どうかなあ」と判断に迷う場合は、腕や足などの目立たない部分に少しだけ塗ってみて、異常が出ないか確認すると安心ですね(パッチテストです)。
ちなみに、資生堂のサイトには次のように書かれています。
開封時に変な臭いがせず、分離していない、変色していない等、購入時と同じ状態の場合は、使用することが可能です。
ただし、キャップを開けてみて、中身が分離している、変な臭いがする、色が変わっているなど、どこかおかしいと感じた時は、変質している可能性がありますので、使用は避けてください。
引用:ワタシプラス/資生堂
あなたがお使いの日焼け止めについても、製造会社のホームページで確認すると安心ですね。
日焼け止めの使用期限
一般的に日本の化粧品の使用期限は、未開封で3年、開封後1年と言われています。
ですが、日焼け止めクリームの使用期限は商品ごとに様々です。配合されている成分が商品により異なるからです。特にオイルやビタミンCなどの成分は酸化しやすく、変質の要因になります。酸化した成分を肌に塗りつけるのは、当然ながら肌に良いとは言えません。
よって日焼け止めは、できるだけワンシーズンで早めに使い切るのが理想です。
日焼け止めの保存方法
日焼け止めが残ったら・・・やはり捨てるのには抵抗があります。できれば保存したいですよね。日本人ならではの『もったいない精神』の発露です (^^)
保存する場合、次の点に注意しましょう。
- 容器の口元をきれいに拭き取る
- キャップをきちんと閉める
- 温度変化が少ない場所に
- 直射日光のあたらない場所に
「容器の口を拭き取る」「キャップをきちんと閉める」のは、容器内で雑菌が繁殖するのを防ぐためです。
ただし先にも書きましたように、できるだけワンシーズンで使い切るのがオススメです。
管理人はどうしてる?
私は去年の日焼け止めも、普通に使っています。顔にも手足にも塗りますが、今のところ肌トラブルは起きていません。問題なしです。
保存は冷蔵庫に入れています(やりすぎ?)。
「この日焼け止め、去年のだっけ? その前の年だっけ?」と製造年月が不明なものは、肌トラブルが怖いので廃棄しています。もったいない気持ちはありますが、自分なりの線引きです。
まとめ
去年の日焼け止めであっても、ちゃんと効果があります。個人的には去年の日焼け止めも問題なく使っています。
ただし、去年のものは変質している可能性がありますので、使用前にチェックが必要です。
- 変な臭いがしない
- 変色していない
- 分離していない
日焼け止めはできればワンシーズンで使い切るのが理想ですが、保存の際には次の点に留意しましょう。
- 容器の口元をきれいに拭き取る
- キャップをきちんと閉める
- 温度変化が少ない場所に
- 直射日光のあたらない場所に
去年のものだからと言って、簡単に捨ててしまうのはもったいないです。気をつけて保存して、無駄なく使いたいですね。
資源もお金も大事に使いましょ!
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