みなさん掃除機はお使いですよね!
掃除機には大きくは2つの方式があります。紙パック式とサイクロン式です。
サイクロン式は掃除が終わるたびにダストカップのゴミを捨てますが、紙パック式では毎回は捨てません。紙パックにある程度ゴミが溜まってから、紙パックを交換することになります。
この紙パックの交換、どれくらいの頻度でやってます?
この前職場で紙パックの交換の話が出たのですが、なんと、買ってから2年くらいになるけど交換したことがない!という人がいて、ビックリしました。
その一方で、給料日が来たら交換する(^^; というマメな人もいました。
掃除機の紙パックは、いったいどれくらいの頻度で交換するのが良いのでしょうか。今回はそこんところをまとめてみました。年末の大掃除の前など、知っておくといいかもですよ!
掃除機の紙パックの交換時期
掃除機の紙パックの交換時期は、ズバリ・・・
一概には言えません! <(_ _)>
これは、掃除機の使用頻度や、室内のゴミ・ホコリの量、家族構成など、様々な要因によって変わってくるからです。
掃除機によっては、紙パックのゴミ捨てサイン(交換ランプ)が付いている機種がありますので、この点灯を一つの目安にすることはできます。
ところが!!
このゴミ捨てサインは、あまり当てになりません。紙パックが満タンでパンパンなのに点灯しなかったり、その逆に、紙パックがスカスカなのに点灯したりします。これは経験された方も多いと思います。
では、何を目安にして交換すればいいのでしょうか。
私の考えでは、交換のタイミングは2つあります。
- 掃除機の吸引力が弱くなった時
- 紙パックにゴミが溜まった時
頻繁に掃除機をお使いの方は分かると思うのですが、ゴミの吸引力が弱くなったなあ、と感じる瞬間があります。吸引力の低下は紙パックの目詰まりを意味しているので、この時が紙パックの交換時期です。
私の場合ですと、ちょっと毛足の長い絨毯を掃除した時に、これが分かります。紙パックにゴミが溜まってくると、掃除機の吸い付きが軽くなるのが感じられます。このタイミングで紙パックを交換しています。
時々紙パックの中を目で見て、ゴミの量をチェックします。6割くらい溜まったかな、と思ったら、交換のタイミングにしています。
あとあれですね、私の場合、大掃除とか「気合い入れて掃除するぞ!」という時も交換します(^^)
ゴミ捨てサインが正確ではないので、結局は自分でゴミの量から判断するしかないのです。原始的ですが、これが一番確実です。
ところで、掃除機のゴミ捨てサインは、なぜ当てにならないのでしょうか。困りますよね。
掃除機のゴミ捨てサインが正確でない理由
ゴミ捨てサインは実にアバウトです(^^;
綿ゴミのようにスカスカなゴミですと、紙パックがパンパンになってもゴミ捨てサインが点灯しないことが多々あります。
逆に泥や粉末(小麦粉など)のように、紙パックを目詰まりさせるゴミが多いと、紙パックがスカスカでも、ゴミ捨てサインが点灯します。
どうしてそうなっているのでしょうか?
実は掃除機は、紙パックの中のゴミの量を計っているわけではないのです。掃除機は、モーターの負荷などを計測し、間接的にゴミの量を計っているのです。
例えば、ゴミによって紙パックの目が詰まるとモーターの負荷が上がるので、「紙パックにゴミが溜まっているのだろうな」という推測して、ゴミ捨てサインを点灯させています。
なので、綿ゴミのようにスカスカなゴミですと、モーターの負荷が上がらないので、ゴミがパンパンになってもゴミ捨てサインが点灯しない、というワケなのです。
高性能なセンサーをつかえばゴミ捨てサインの精度を上げられるのでしょうけど、コストアップになるから使わない、というメーカーの判断なのでしょう。
各社共通タイプの紙パックを使っても大丈夫?
掃除機の取扱説明書を読みますと、純正の紙パックを使用するように書かれています。純正品を使わないと、掃除機本体の故障の原因になるとも書かれています。
でも、純正の紙パックって高価なのですよね・・・
3枚パックで800円前後します。高価なものになると、3枚で2,000円以上するものもあります。
ところが、各社共通タイプの紙パックというものもありまして、こちらは10枚で600円程度です。まさに激安! でもこれは『安かろう悪かろう』なのでしょうか?
個人的な経験からいいますと、各社共通タイプで全く問題ありません。私は各社共通タイプの紙パックを購入して、パナソニックの掃除機に装着していますが、これまでトラブルになったことは一度もありません。安く買えるので、大変助かっています。
→ 各社共通タイプ 紙パック
厳密に調べると、メーカー純正の紙パックの方がいろいろと良いのかもしれません。しかし、普通のユーザーにはその差は分からない程小さいと思っています。
紙パックを再利用する?
世の中にはすごい倹約家がいます。
なんと、紙パックがゴミで満杯になったら、中のゴミだけを捨てて、紙パックを再利用するというのです。すごい倹約精神です。
気持ちは分かります。
メーカー純正品の3枚2,000円パックなどは、めっちゃ高価ですからね。1回使っただけで捨てるのはもったいないです。
ですが、ある程度使った紙パックは目詰まりを起こしています。そのまま使い続けるとモーターに余分な負荷がかかり、掃除機本体の寿命を縮める可能性があります。
コストを抑えたいなら、紙パックを再利用するよりは、安価な各社共通タイプの紙パックを短い期間で交換していく方が良いです。各社共通タイプなら、紙パック1枚あたり50~60円程度です。これなら1ヶ月くらいでどんどん交換しても、お財布への負担は少ないと思います。
掃除機の紙パック交換時期のまとめ
掃除機の紙パックの交換時期を紹介しました。
- 掃除機の吸引力が弱くなった時
- 紙パックにゴミが溜まった時
- 気合い入れて掃除する時(^^)
もちろん、ゴミ捨てサインの点灯時にも!
メーカー純正の紙パックは結構高価ですが、各社共通タイプの紙パックなら、非常に安価です。
紙パックの再利用については否定はしません。
ですがそれよりも、安価な紙パックをこまめに交換する方が、財布に優しく、掃除機本体も長持ちすると思います。
紙パックは適切に交換して、快適にお掃除しましょう。