そろそろ運転免許証の更新時期なんだけど、更新通知のハガキが届かない・・・
そんなことが時々あるようです。
通常は、管轄の公安委員会から「誕生日の35日前まで」に送付されます。
ですから、郵便事情を考えても、誕生日の1カ月(30日)前には届くはずです。
更新ハガキが無いと、免許の更新はどうすればいいのでしょうか。
今回は、免許更新のハガキが届かなかった場合や、紛失した場合の対処方法についてまとめました。
免許更新のハガキが来ない場合
免許更新のハガキが来ない場合や、を紛失した場合にも、実はなんの問題もありません。
通常どおり、運転免許証の更新ができます。
更新年の誕生日の前後1カ月の間に、管轄の運転免許試験会場、免許センター、警察署の窓口などで更新手続きを行えます。
免許更新のハガキが来ないのはなぜ?
免許更新のハガキは、普通郵便で送付されます。
日本の郵便局は優秀なので、ほぼ100%、普通郵便の郵便物は届きます。
しかし、何らかの理由でハガキが紛失されるなどして、届かない場合があるのです(これを郵便事故といいます)。これは普通郵便の限界です。
また、前回の免許更新の後に転居した場合、免許証の住所の更新をしていなければ、免許更新のハガキは届きません。
引越したら必ず、免許証の住所変更を行いましょう。
近くの警察署で手続き可能です。
某知人は市役所に行きましたが、市役所ではできません。
警察署に行きましょう。
免許更新を忘れてしまった場合
免許更新を忘れても、直ちに免許失効とはならないので、安心してください。
- 6ヶ月以内
所定の講習を受ければ、免許の再取得が可能です。 - 6ヶ月~1年以内
仮免許からのスタートです。 - 1年を超えてしまった場合
免許証は完全に失効します。
最初から学科と技能試験を受けて合格する必要があります。
次のような方法があります。
・自動車学校で最初からやり直す。
・独学で準備し、免許センターで一発免許の試験を受ける。
更新忘れに気が付くと正に血の気が引くようにがっかりしますが、6カ月以内なら、ほぼノーダメージで再取得できます。
6カ月を超えていたら、手続きがちょっと大変になります。
更新手続きは、くれぐれも忘れないように注意しましょう。
免許更新に必要なもの
- 運転免許証
- 更新連絡書(更新ハガキ):無くても可能
- 運転免許証更新申請書
免許センター、試験場、警察署に置いてあります。 - 申請用写真1枚
縦3cm×横2.4cm
申請前6ヶ月以内に撮影したもの。 - 高齢者講習等の終了証明書
70歳以上の方は必要 - 印鑑(認印でOK)
- 住所を確認できる書類
住民票、健康保険証など。
免許証の写真を持参写真にする方法
通常ですと、免許証の写真は免許センターなどで撮影した写真が使用されます。
しかし、免許センターで撮影した写真は、なかなか自分で気に入った写りになりません。
私も、なんて写真写りが悪いんだろう・・・と嘆いたことが何度かあります。
そこで、自分が気に入った写真を持ち込めればうれしいですよね。
実は持参した写真を、免許証に使う方法があります。
例えば東京都の場合には、府中、鮫洲、江東の運転免許試験場では、申請者の持参した写真を使えます。
→ 持参写真による運転免許証作成及び運転経歴証明書用写真のご案内 警視庁
持参写真への対応は、各都道府県により異なるようです。
管轄の公安委員会や警察署に問い合わせてみて下さい。