2016年11月吉日、予てより行きたいと思っていた大菩薩峠を歩いてきました。メンバーは腐れ縁のハイキング仲間♂4名です。
当日は、前日までの雨がスカッと上がって良い天気!
朝からテンションも上がりました (^^)
大体の行程は、次のとおりです。
- JR : 八王子駅 → 甲斐大和駅
- バス: 甲斐大和駅 → 上日川峠
- ハイキング:
上日川峠 → 大菩薩峠 → 大菩薩嶺 → 丸川荘 → 丸川峠分岐 → 大菩薩登山口 - バス: 大菩薩峠登山口 → JR塩山駅
大菩薩嶺は日本百名山の一つです。紅葉がまだ残っているといいなあ、と話をしつつ、早朝の各駅停車の旅で、現地へ向かいました。
今回は、大菩薩嶺ハイキングの様子を紹介します。所要時間なども記載しました。
ではまず、スケジュールから!
スケジュール
朝は早いです。私は自宅を5時30分に出ました。
眠かった~
JR線
JR八王子駅 06:35発(料金:972円)
↓
↓各停 JR中央本線・松本行 4番線
↓
JR甲斐大和駅 07:38着
行きのバス
甲斐大和 08:10発(料金:1,000円)
↓
↓ バス
↓
上日川峠 08:51着
(かみにっかわ)
登山(ハイキング)
上日川峠 09:15発
↓(0:25)
↓
福ちゃん荘 09:40
↓(0:50)
↓
大菩薩峠 10:30
↓(0:55)
↓
雷岩 11:25
↓(0:10)
↓
大菩薩嶺 11:35
↓(1:10)
↓
丸川峠 12:45着
昼食
丸川峠 13:45発
↓(1:20)
↓
丸川分岐 15:05
↓(0:20)
↓
大菩薩峠登山口 15:25
帰りのバス
大菩薩峠登山口 16:03発(料金:300円)
↓
↓
↓
JR塩山駅 16:30着
総歩行時間 約5時間10分!の計画です。
私にとっては、ちょうど良いくらいの歩行時間です。6時間を超えると、つらいデス。
コースマップはこちらです。
行きのバス停とは違うバス停に降りてきます。
出典:大菩薩登山ガイドマップ
ではでは、登山の行動記録です。
写真もたっぷりですよ~
大菩薩嶺への道!
JR甲斐大和駅到着(7:38)
時刻通り、JR甲斐大和駅に到着しました。
改札を出ると、そこがバス乗り場です。
行きのバス出発(08:10)
バスに乗ると、窓からバスの時刻表が。
本数はめっちゃ少ないですので、逃さないよう計画しないとなりません。
後ろの方にバスの時刻表へのリンクを付けました。参考になさって下さい。
上日川峠に到着(08:50)
40分ほどバスに揺られると、上日川峠に到着。
ロッヂ長兵衛という山小屋がありました。
こんな所に泊まるのも、雰囲気があっていいですよね。
登山開始(09:20)
トイレを済ませて、いざ出発です。
空気が澄み渡っています。気持ちイイ!
福ちゃん荘に到着(9:46)
あっと言う間に福ちゃん荘に到着しました。
お土産やジュースを購入できます。
小腹が空いたので、ここで少々おやつを食べました。
いい男は腹が減るのです(^^)
小腹を満たして、小道を進みます。
大菩薩峠に到着(10:41)
売店もあります。
天気が良くて、めっちゃ気持ちいいです。
眼下に雲海が見えます。この雲海、一日中晴れませんでした。こんなこともあるんですね~
尾根道を通って、雷岩を目指します。
これが雷岩かな?
途中で遠くに富士山が見えました。
雲の上に冠雪した富士山が屹立しています。まさに霊峰富士。貫禄と高貴さを感じます!
大菩薩峠~霊岩から見る富士山は、これまで見てきた富士山の中でも指折りの美しさですね。手前の湖は大菩薩湖です。
Googleフォトに格納したら、関連した写真を自動的につなぎ合わせ、パノラマ写真にしてくれました。Google、やるじゃん。
神秘的なほど、絶景です(クリックで拡大)。
標高2000mポイントに到達(11:22)
空気が薄くて息苦しい・・・というのはウソです(笑)
大菩薩嶺に到着(11:45)
あっさりと大菩薩嶺に到着しました。登山開始から僅か2時間です。
碑には『日本百名山』の文字があります。なんかうれしい (^^)
(山梨百名山』というものもあるんですね)
しかしご覧の通り、ここからの眺望はゼロです。ちょっとガッカリでした。
ここで多くの人が昼ごはんを食べていましたが、私たちはまだ先が長いので、先を急ぐことにしました。
ここから丸川峠(丸川荘)を目指して、延々と枯れ葉の道を歩きます。
人通りも少なく、壊れた案内プレートだけが頼りです。
ようやく丸川荘が見えてきました!
良かった~、疲労で心が折れそうでした(笑)
丸川荘に到着(13:00)
いやー、めっちゃ疲れました・・・座りたい (^^;
丸川荘は誰も居ないのか、と思ったら、ちゃんと管理人さんとお手伝いさんがいました。コーヒーを淹れられるいうので、友人と2杯注文(1杯400円)。ちゃんと豆から淹れてくれます。美味しかったです。
丸川荘は、とてもいい感じに鄙びていました。鄙びた宿は大好きです。
写真に撮ってくれば良かったのですが、あまりに疲れていて、撮り忘れました・・・orz
丸川荘の画像
→ Yahoo! の画像
丸川荘にはブログがあります。
美しい四季の写真がいっぱいです。管理人さんは詩人ですなあ。
→ http://touge17.sakura.ne.jp/index.html
しかも、このブログを見て知ったのですが、なんと丸川荘に宿泊できるんですね!
ランプの宿です。
雰囲気ありまくり。
そのうち泊まりにいってみたい! 楽しみが増えました。
丸川荘で、昼食を取りました。
あつあつのカップ麺が、めっちゃうまい! 山で食べるラーメンは最高です。
丸川峠を出発(13:52)
丸川荘のお手伝いさんに道の様子を尋ねたら、「下りはかなり急ですよ。がんばってください」とのこと。ありがとうございます。
でも、下りは苦手なんですよね~
こんな感じの山中を、延々と下りました。
眺めも良くないし、ただただ黙々と下りました。修行ですね。
お手伝いさんが言ってたように、勾配はけっこう急で、とても歩きにくかったです。かなり膝に来ました。ガクガク、プルプルです(いつ終わるとも知れない、富士山の下りよりはマシでしたが)。
私達の他には、歩いている人は極わずかでした。多分、みんなこの道は辛いって知ってるんですね。だから丸川峠には来ずに、大菩薩嶺から福ちゃん荘に引き返したんでしょう。
知識がないと、こういう目にあいます。
このブログを読んだ方は、心して丸川荘へ向かって下さい!
丸川分岐の駐車場に到着(15:34)
ようやく下界に降りてきました・・・ふひー、疲れた。太ももプルプルです。
日帰り入浴できる温泉?を発見。
でも時間がないので、後ろ髪を引かれる思いでパス。
バス停に向かいます。
大菩薩登山口バス停に到着(15:54)
ようやくバス停に到着。
塩山駅行きのバスは16:03なので、ギリギリでした!
このバスを逃したら、次は18:30です。ひょえー。
塩山駅近くの喫茶店
塩山駅からはJRで八王子へ向かったわけですが、電車の接続がイマイチでした。
30分待ちくらいあったので、喫茶店へ。
駅員さんに聞いたら、ザルツベルクコーヒーというお店を教えてくれました。
あっさりマイルドなコーヒーで、美味しかったですよ。
地図はこちらです。
(※)地図の左肩をクリックすると、地図の説明が表示されます。
↓
バス路線・時刻表
■ 行きのバス
JR甲斐大和駅 ~ 上日川峠
栄和交通 大菩薩 上日川峠線
時刻表
■ 帰りのバス
大菩薩登山口 ~ JR塩山駅
甲州市営バス 大菩薩峠 登山口線
時刻表
大菩薩の湯に入るべきか?
帰りのバス停(大菩薩登山口)の近くの温泉として、『大菩薩の湯』があります。結構大規模な温泉施設で、大人610円、子供410円です。
(※)地図の左肩をクリックすると、地図の説明が表示されます。
↓
温泉でひとっ風呂浴びると、登山の疲れも癒やされますよね。私も温泉大好きです。
ですが・・・大菩薩の湯には『落とし穴』があります。
大菩薩の湯でお風呂に入ったあと、そこのバス停からバスに乗ろうとすると、たいていバスは満席で、塩山駅まで立ったままになるのです。これは地味に辛いです。その前のバス停・大菩薩登山口で乗れば、ほぼ座れるのですが。
ということで、大菩薩の湯の快楽は、その後のバスの立ちんぼとの引換えなのでした。
大菩薩嶺の周りの観光
日帰りだと辛いので、塩山あたりで一泊して、ついでに周辺を観光するのもいいですよね。
武田信玄の菩提地・桂林寺を尋ねたり、シャトー勝沼でワインを楽しむのも良いかと思います。山梨は、何げに観光スポットが多いです。
→ 山梨・勝沼・塩山周辺の観光スポット【楽天旅ノート】
あとがき
大菩薩嶺に登ってきました。
コースは、
上日川峠 → 大菩薩峠 → 大菩薩嶺 → 丸川荘 → 丸川峠分岐 → 大菩薩登山口
です。
最終的には予定から30分ほど遅れてゴールに到着でしたが、まあ想定通りの時間で歩けました。特に難所もありませんでした。
福ちゃん荘から大菩薩嶺までは、眺めも良くて、とても気持ちよく歩けます。
ですが、大菩薩嶺から丸川荘、丸川荘から丸川峠分岐までは、苦行です。眺めも良くないし、延々と歩きにくい下りが続きます。森の中の一人歩きを満喫したいなら、おすすめです。
大菩薩峠からの眺めが抜群なのでまた登ろうと思ってはいますが、次は大菩薩嶺から福ちゃん荘にUターンですねえ。根性なしですみません (^^)
総括すると、とても気持ちのよいハイキングでした。
ありがとう、大菩薩嶺!!
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