航空祭は航空自衛隊の基地で開催されます。基地内には何万人もの観客が一気に押しかけますので大混雑! トイレも売店も長蛇の列です。また、基地内はアスファルトやコンクリートの地面なので、太陽の照り返しも強烈です。
このように、航空祭はかなり過酷な環境なのです。
よって航空祭に参加するにあたっては、これらの状況を前提にした準備が必要です。
今回は、航空祭をできるだけ快適に見学するための持ち物を、紹介します。
全国各地に遠征されるディープな航空祭ファンの方も、何となく航空機に惹かれているライトな飛行機ファンの方も、持参したら便利だよ!という持ち物です。
しまった! アレを忘れた~
とならないよう、出発前には念入りに準備しましょう。
一般的な持ち物リスト
無くても見学はできますが、これらの物を持参すると、より快適に航空祭を楽しめます。
- タオル
結構汗をかきます。日差しが強い時には頭に掛ければ日よけにもなります。 - 小さい座布団
場合によってはコンクリートやアスファルトに座ることになります。そのままではお尻が痛くなりますので、40cm四方くらいのエアクッションや、厚手の銀マットがあると助かります。
なお、レジャーシートは多くの航空祭で禁止です。 - 折りたたみ椅子
座布団の代わりに、小さな折りたたみ椅子も便利です。椅子なら地面とお尻の間に空間ができますので、夏場の暑さを軽減できます。 - 帽子
熱中症の予防に。 - 日焼け止め
日中に長時間いると、夏でなくても日焼けします。那覇基地は12月でも必要です。 - クリアファイル
収集したパンフレットや色紙、名刺などの保管用に。紙がくしゃくしゃになりません。 - 耳栓
航空機の爆音はすごいです。慣れてない方や子供さん同伴の方に。 - ポンチョ(雨具)
会場内では傘は使えない場合もあります。また荷物がありますので、両手が使えるポンチョが便利です。 - サングラス
眩しいと目が疲れます。あると目が楽ですよ。 - 双眼鏡
遠くの機体もよく見えます。地上展示機体の細部の確認にも使えます。 - 飲み物
基地内でも売っていますが、売店は大変混雑しますので、基地外で買っておくと楽です。 - カロリーメイト
場合によっては場内で昼ごはんが買えないかもしれません。非常用にカロリーメイトがあると便利です。 - ゴミ袋
ゴミは各自で持ち帰りましょう!
エプロンなどでは地面からの照り返しがキツイです。熱中症や日焼け対策は、くれぐれもお忘れなく!
ちょっとディープな持ち物リスト
超望遠カメラ!
たかだか6万円程度なのに、なにこの望遠力!という驚きのデジカメです。
こんな風に撮れます。
↓
悪用厳禁!
このカメラです。
↓
動画を見ると、とんでもない望遠性能が分かると思います。
これなら展示飛行で遠くを飛んでいても、ズームでばっちり撮影できそうです。
ただし、一眼レフじゃないので、レンズ交換はできません!
大人用のオムツ!
そう、オムツです。
航空祭の多くは、ブルーインパルスなどが飛ぶ時間帯になると大混雑!
トイレも混雑して長蛇の列で入れない!
なんてこともよくあります。
またトイレが空いていても、『シャッターチャンスを逃したくないからカメラを離れられない!』なんてこともあります。
そんな時にお役に立つのがオムツです。
これは男女共用で、なんと1Lまで吸収してくれます。
空自のパイロットもオムツ着用する(人もいる)という話なので、恥ずかしいことはありません!!
一人で参加しても大丈夫?
航空祭に行ってみたいけど、一緒に行ってくれる人がいない・・・一人で行っても大丈夫かな、女性だけど危なくないかな、なんて心配する方もいらっしゃると思います。
ですが、心配ご無用。
一人で来ている人は、いっぱいいますよ! 堅苦しく考えないで、気楽に参加しても全く問題ありません。最低限の装備があれば、楽しく見学できますよ。
会場内には案内所もありますから、困ったときにはすぐに相談もできます。
お一人でも安心してご参加ください。
あとがき
自衛隊の航空祭の持ち物を紹介しました。
いずれも、あるととても便利なものばかりです。
特に気をつけたいのは、熱中症や日焼け対策です。熱中症でダウンしては、せっかくの航空祭が台無しですし、周りにも迷惑がかかります。日焼け対策がいい加減だと、翌日は顔も腕も真っ赤になり、悲しい思い出になります。
備えあれば憂い無し。
準備万端にして航空祭にお出かけ下さい!
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