縁結びの神様として有名な出雲大社。
日本の神社の中でも、最上級の格式を誇る神社です。
ご存知の通り出雲大社は島根県にあり、東京からはかなり遠い土地です。私も縁結びのお願いに、一度は参拝してみたいと思っているのですが、いまだタイミングが合わず・・・
島根県まで行くのはあきらめて、六本木にある出雲大社東京分祀で満足しておくべきなのか ^^;
いやいや、やはり行きたいなあ。
ということで、東京から出雲大社へのアクセスを調べてみました。
交通手段としては、次の4種類があります。
- 飛行機
- 新幹線
- 夜行バス
- クルマ
それぞれについて、調べた所要時間、料金、メリット、デメリットなどを紹介しますね。
ではまず飛行機からいきましょう!
飛行機で行く!
東京からは、出雲は遠いです・・・遠い遠い空の下。
ならば、最初に検討すべきは飛行機です。
飛行機でのルートは、次のようになります。
↓(JAL: 1時間20分)
出雲縁結び空港
↓(空港バス:出雲一畑交通 35分、880円)
出雲大社
出雲大社の最寄りの空港は、出雲縁結び空港です。
羽田から出雲縁結び空港に直通便があるのは、JAL(日本航空)だけ。
所要時間は約1時間20分!さすがに速いですね。機内サービスのコーヒーを飲んでいる間に到着してしまいます。
でも速い分、料金も高いです。JALの航空運賃を見てみますと・・・
羽田~出雲縁結び空港 片道34,600円!
たっか!
でもウルトラ先得(75日前までに予約)を使うと、ぐっと安くなります。最安の便では、14,600円です。これなら心理的な抵抗感も低いですね。
JALで行くパックツアーを探すと、10月出発、2日間(土日)のツアーで6万円くらいからあります。
パックツアーは飛行機の通常料金を考えると安いですが、ウルトラ先得の価格を考えると高いです。
では、もう少し旅費を抑えて、新幹線で行くとどうでしょうか。
新幹線で行く!
新幹線の場合、次のような乗り継ぎになります。
↓ JR東海新幹線 のぞみ(3時間18分)
岡山駅
↓ JR山陽本線 特急やくも(3時間4分)
出雲市駅
↓ 一畑電車 出雲大社前行(20分)
出雲大社前
全所要時間は約7時間、旅費は約19,500円です。
7時間もかかるわりには、JALのウルトラ前得(14,600円)よりも5,000円も高いです。
正直、微妙ですね。
でも、特急やくもで駅弁食べながらのんびりするのも魅力的です。
電車の旅が好きな方にはいいかもしれません。
電車の旅が微妙なので、次は高速バスを見てみましょう。
夜行バスで行く!
東京から島根へは、直行夜行バスがあります。1つはJRバスのスサノオ号。もう1つはウィラートラベルです。
- スサノオ
- ウィラー
東京駅八重洲口19:10 → 出雲大社 07:41
12,500円
バスタ新宿19:40 → 出雲大社(神門通り)09:00
12,030円
この夜行バスは、約12時間もの旅です。
長時間の移動ですが、しかしその半分以上は寝ていますから、時間を有効に使えます。それに比べると、新幹線での移動は、7時間も昼間の時間を移動にとられます。
かなり時間がもったいないですね。
ですが、夜行バスとは相性の良い人・悪い人がいますから、一概に薦めにくいのが難点です。夜行バスで揺られていると眠れないとか、そもそもバスの座席では寝られないとか。
こればかりは相性なので仕方ないです・・・
ちなみに、私は毎年一度は新宿から和歌山まで夜行バスで移動します。毎度ぐっすり眠れます。夜行バスとの相性はバッチリです。
バスの次は、クルマ(マイカー)での移動を見てみましょう。
クルマで行く!
クルマで行きますと、かなり疲れます・・・ドライバーさんが ^^;
東京駅八重洲口~出雲大社前を走るとしますと、片道800km強。ノンストップで走ったとしても、10時間ほどかかります。現実にはノンストップだと無理ですので、+2時間は必要でしょう。
高速道路料金は片道約18,000円。
それにガソリン代がかかります。燃費が15km/L、ガソリン120円/Lだとすると、ガソリン代は片道 800・15*120=6,400円。
運転に疲れる上にこの出費。これはしんどいですネ。出雲へのクルマ一人旅はおすすめしにくいです。
ただ、同行者が複数いて、ドライバーも2~3人いるならば、話は別です。
みんなでワイワイしながら、運転も2~3時間ごとに交代すれば、けっこう楽しく出雲まで行けるでしょう。
ガソリン代も高速料金も、みんなで割り勘にできますので、交通費は劇的に安くできます。例えば4人で旅行するのなら、一人当たり片道6,000円ちょっとで済みます。いやいや、マジですか、って安さですね!
旅費が安くなるのは本当に魅力的です。
あと、クルマがあると自由がききますから、出雲大社を参拝した後もあちこち観光できて便利です。
クルマでの移動も捨てたものではありません。
結局どれがいいの?
飛行機、新幹線、夜行バス、クルマと、東京から出雲大社への交通手段を見てきました。
どの手段がいいのか、おすすめなのかは、旅行者が何を重要視するかで違ってきます。
それぞれの交通手段ごとに、こういう人におすすめ!というタイプ付けをしてみました。
- 飛行機
- 新幹線
- 夜行バス
- クルマ
快適性を求めるあなたにおすすめ。
そして財布に余裕のあるあなたにも。
旅費は高額ですが、移動時間は短く快適です。
楽して行きたいあなたにおすすめ。
昼間の7時間を移動に費やしてもかまわない、鉄道好きな方向け。
時間はかかっても、座って駅弁を食べていれば出雲に着きます。
楽ちんです。
時間を有効に使いたいあなたにおすすめ。
約12時間の長旅ですが、寝ている間に出雲に着きます。ただし、バスのシートでは熟睡しにくいのは確かです。バス旅との相性が必要です。
移動で少々疲れがたまるかもしれません。
数人でワイワイしながら移動したいあなたにおすすめ。
運転手が3人いると、とっても楽ちんです。
現地での足も確保できるので、旅行をより楽しめるでしょう。
私個人であれば、間違いなく夜行バスで行きます。
寝ている間に移動できるというのが、最大の魅力です。
夜行バス、大好きです。
まとめ
東京から出雲大社へのアクセスを、交通手段ごとに調べてみました。
飛行機、新幹線、夜行バス、クルマという4つの交通手段があります。
ざっくり片道の所要時間と料金をまとめますと、次のようになります。
- 飛行機: 1時間20分、
36,400円(通常)、14,600円(ウルトラ早得) - 新幹線: 7時間、19,500円
- 夜行バス: 12時間、12,500円
- クルマ: 12時間、6,000円(4名乗車)
クルマで移動すると、交通費が割り勘できるので、やはり激安ですね。
ただしドライバーさんは疲れます。
個人的には夜行バスで、寝ている間に移動するのが好みです。安いですし、時間も有効に使えます。
ところで、2016年11月9日(旧暦の10月10日)は神在月です。
出雲大社には、全国から八百万の神々が集まってこられますので、大社では神在祭という大きなお祭りが催されます。
このお祭りも、一度は観てみたいものですね!