5月も下旬に差し掛かりました。
久しぶりに近所の100円ショップ、ダイソーに行ってみたら、もう夏の品揃えでした。
その中でも売り場で目立ったのが、カブトムシやクワガタを飼育するグッズです。
虫かごや飼育ケース、エサになるゼリー、飼育ケースに入れる木の葉や木っ端などなど、いろんな商品がズラーっと並んでいて、面白かったです。
今回は、ダイソーで売られていた、カブトムシ・クワガタ飼育グッズを紹介します。
(バッタなど、別の昆虫の飼育にも使えそうです)
飼育ケース
カブトムシ・クワガタ飼育用のケースが大量に陳列されていました。
虫かごもありましたよ。
まずは山に行って、カブトムシ・クワガタを捕って来い!ということしょうか。
昆虫マット
昆虫マットとは、飼育ケースに入れる木の葉や木っ端のことです。
カブトムシやクワガタは夜行性なので、昼間は彼らはそこに潜って過ごします。
カブトムシに卵を産ませて育てる、という高度な技の紹介もあります。
その内容を抜粋してみます。
- 昆虫マットを飼育ケースの6~7割まで増やします。
- 1つの飼育ケースに成虫のオス1匹、メス1匹をペアで飼育します。
しばらくすると、メスはマットに白色の小さい卵を産みます。 - 2~3週間ほどで孵化し幼虫になります。
湯中は乾燥に弱いので、十分に散水し、乾燥しないようにしてください。 - 丸い糞が目立って来たらその分を取り除き、減った分だけ新しいマットを入れ足します。
(幼虫は環境の変化に敏感ですので、一度にすべてのマットを入れ替えないでください。汚れていても、全体の1/3ほどの入れ替えにします)
幼虫は手で直接触らないでください。 - 幼虫はマットの中に蛹室(ようしつ)をつくりサナギになります。
飼育ケースをゆすったり、中をかき混ぜたりしないでください。 - サナギになってから2~3週間で成虫になり、マットの上に出てきます。
カブトムシだけではなく、クワガタに卵を産ませて育てる方法も書いてあります。
本格的です。
ダニが発生した場合の対処方法も書いてあります。
至れり尽くせり。
ダニが発生した場合の対処を抜粋します。
- ダニは成虫・幼虫どちらにも攻撃する場合があります。
- 乾燥すると増えますので保水を多めにしましょう。
- ダニが多い場合は新しい昆虫マットに少量ずつ入れ替えます。
昆虫はデリケートですので、一度にすべてのマットを入れ替えないでください。
成虫の場合は、マット全体の約3/1を残し、3/2を新しいマットに入れ替えます。
幼虫の場合はマット全体の約3/2を残し、3/1を新しいマットに入れ替えます。 - その後も改善されない場合
1週間くらい経ってから、もう一度同じように入れ替えてください。
上記のように、細かくダニへの対処を書いてあります。
助かりますね。
これが一番高級品っぽい 昆虫マットです。
『ハイグレード 昆虫マット くぬぎ伝説』
昆虫マットの裏面の説明書きが非常に充実しているので、これを読むだけでかなり博学になれます。
小学生の夏休みの自由研究のネタとして使えると思いました。
カブトムシ・クワガタの餌(えさ)
カブトムシ・クワガタの餌として、ゼリーが売られていました。餌としてはスイカやキュウリなどを与えると思っていたら、違うのですね。
もうペットフードレベルの充実度です。
まずはコチラ。
カブトムシの餌『昆虫ゼリー』 フルーツミックス(クワガタにも使えます)。
『高タンパク、高カロリー』と書いてあります。
カブトムシの餌『昆虫ゼリー』 黒糖味。
栄養満点、だそうです。
カブトムシの餌『高タンパク キングゼリー』。
国産、保存料未使用を謳っています。
袋の裏側には、餌の与え方が詳細に説明されています。
初めて昆虫を飼う子供さんも、これなら大きな失敗は無いでしょう。
イチゴ味や黒糖味など、餌にもいろんな味があるということは、カブトムシ・クワガタにも好き嫌いがあるんでしょうか。面白いです。
その他の飼育用グッズ(止まり木、コバエ除けなど)
『カブトムシ・クワガタ飼育用のころび防止小枝』です。
ころび防止って・・・うーん、これは必要なのでしょうか。
普通に生きていれば、自然の中でもカブトムシも転ぶでしょうに。
『カブトムシ・クワガタ飼育用の葉っぱのお家』です。
ふかふかの枯れ葉のようです。
これで最後、『昆虫飼育用 コバエ除け』です。
飼育ケースの空気穴に貼って、コバエが中に入るのを防止するものです。
昆虫ゼリーじゃなくて、バナナとかきゅうりとか、生ものをエサに与えると、けっこうコバエが発生します。
このコバエ発生を防ぐために、このシートを貼ります。
まとめ
以上、近所のダイソーで販売されていたカブトムシ・クワガタ飼育用品を紹介しました。
昆虫の飼育用品としては、非常に充実した品ぞろえだと思います。ダイソーに行けば、必要な飼育グッズは全てそろいます。
まだカブトムシが出てくる季節ではありませんが、ダイソーはすっかり夏支度が出来ていました。
そうそう、カブトムシのダニを退治したら、人間のフトンのダニも退治しときましょう。
→ リネット
これやっとけば、もう、いつ夏休みになっても大丈夫です(笑)