2016年4月に熊野古道・大雲取越(おおくもとりこえ)を歩いた際の写真を掲載しています。
写真が多いので3記事に分けました。
本記事では、楠の久保旅籠跡~小口(ゴール)までです。
これから大雲取越を歩く方の参考になれば幸いです。
楠の久保旅籠跡
ようやく楠の久保旅籠跡(くすのくぼはたごあと)に到着~
道標27番に到着。29番までもう少しです! がんばれ自分!
円座石(わろうだいし)
円座石(わろうだいし)に到着。
この看板の道を挟んで反対側に大きな石があります。そこに梵字が書いてあります。
3文字、円形の梵字があるのが分かるでしょうか。
苔が梵字を覆っていて、気を付けていないと見落としてしまいます。
梵字は三字書いてあり、右から本宮、新宮、那智を表しているそうです。はるか昔に熊野三山の神様たちが集まって談笑した場所です。しかしながら、制作の時代や意図は不明とのこと。それくらい昔からあるのですね・・・
いよいよ道標28番に到達しました。
あと一つで最後の道標です。
もうほぼ、大雲取越は終了です。
この道を降りていけば、舗装道路があります。
舗装道路に降りてきました。小口です。
杖を返します。
小口に到着
ついにゴール、道標29番に到着です!
到着時刻は18時9分。
疲れた、疲れた、疲れた・・・
同行メンバーみんなで旅の無事を喜びました。
道標29番の近くに小口橋という、小さな橋があります。その橋を超えるとバス停があります。ここからバスに乗って、那智勝浦駅まで帰りました。
帰りのバスでは、当然、爆睡でした・・・
感想
大雲取越は、苔むした石畳の道を歩く熊野古道らしい雰囲気の山道です。熊野古道の醍醐味をたっぷりと味わえました。
ですが、時間もたっぷりかかりました。
青岸渡寺を10時10分に出発、小口に18時9分に到着。実に10時間です。
ガイドの地図(大雲取越)によると、標準所要時間は7時間ですので、3時間も余計にかかっています。
今回は参加者の平均年齢が高かったのが、その理由だと思います。大雲取越は、かなり大変なコースでした。
また数年後、大雲取越に挑戦します。その時は今より体力が落ちていると思いますので、1日では歩き切らず、多分山の中でキャンプになるでしょう。それはそれで楽しみです。
- 熊野古道・大雲取越を歩いてきたので写真をアップします(1/3)
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