最近はスマホが普及してきましたので、スマホのメールやLINEで連絡を取る人が増えてきました。ちょっとした連絡にはスマホは便利ですよね。
ですが、長文のメールや文書を書く場合には、やはりパソコンが便利です。オフィス系(MS WordとかExcelとか)のアプリケーションを使うなら、パソコンしか選択肢はありません。
ブラインドタッチ出来ると楽になるのかなあ。
それはもう、劇的に!
ブラインドタッチ(タッチタイピング)では、キーボードを見ずに入力するので、目の疲れがグンと減ります。眼精疲労が減ると、肩こりなど全身の疲労の軽減にもつながります。
仕事でパソコンを使うなら、これは絶対に身に付けるべき技術です。パソコンを使うのが、速く、楽になります。これは一生ものの技術です。
私は学生時代に、演習科目でブラインドタッチを強制的に練習させられ、これを身に付けました。この科目を設定してくれた大学には感謝しています。
今回は、ブラインドタッチの練習方法とコツをお伝えします。私の経験上、簡単な練習を続ければ誰でも出来るようになりますよ!
ではまず、ブラインドタッチの練習方法を紹介しましょう。
ブラインドタッチの練習は無料でできる
まず最初に、ブラインドタッチが出来るようになる魔法の薬はありません。地道に練習するしかないのです。
ですが、コツはあります。これは後ほど紹介しますね。
練習には専用の練習ソフトを活用します。有料・無料の練習ソフトが沢山ありますが、無料のフリーソフトで十分に練習できます。個人的には有料ソフトの必要性は感じません。
関連: ブラインドタッチのフリーの練習ソフト3選+α!ゲームもあるよ
どれか一つお好みのソフトを決めて、それを使って毎日練習します。毎日というのがポイントです。1時間の練習を1日おきにやるよりも、30分の練習を毎日行います。
ブラインドタッチの練習とは、各指と『キーボードのキー』の対応を覚えることです。
例えばこんな感じです。
↓
- 左手人差し指はFキー、Gキー、Tキー・・・を押す。
- 右手人差し指はJキー、Yキー、Uキー・・・を押す。
- 左手中指は・・・
これを全ての指で覚えます。
と書くと、めっちゃめちゃ大変そうに聞こえますが、全然大変ではありません。
なぜなら、反復練習すると体で覚えるからです。これは自転車の練習と同じです。
自転車系の技術というのは、年齢に関係なく、誰でも練習さえすれば身につきます。ブラインドタッチはそれと同じく、練習していれば体が覚えますので安心してください。
基本的には、練習を継続すればブラインドタッチが出来るようになります。
ですが、練習にはコツがあります。コツを押さえれば上達のスピードが高まります。次にそのコツを紹介しましょう。
練習の3つのコツ
ブラインドタッチの練習には、3つのコツがあります。
- スピードを求めない
- キーボードを見ない
- ホームポジションに戻る
それぞれ説明しましょう。
入力スピードは、練習を継続していれば、後々自然に伸びていきます。
キーボードを見ないで打つのが練習なのです。キーボードを見ながら打っていると、いつまでたっても上達しません。
各指を次のように置きます。
■ 左手の配置
人差し指 Fキー
中指 Dキー
薬指 Sキー
小指 Aキー
親指 スペースキー
■ 右手の配置
人差し指 Jキー
中指 Kキー
薬指 Lキー
小指 ;キー
親指 スペースキー
こちらの動画の2分20秒くらいから、ホームポジションが説明されています。
FキーとJキーには目印となるポッチ(小さな山)が付いていますので、指先で触れば、見なくてもホームポジションが分かります。
キーを打つ前には、必ず指がホームポジションにあるようにします。まずホームポジションに指を置き、ここを起点にして指を動かしてキーを打ちます。
キーを打った後に、手がホームポジションから移動してしまった場合、必ず手をホームポジションに戻すようにします。
以上の3つのコツに気をつけて、練習しましょう。
最初はうまく出来なくてイライラすることもあるでしょう。しかし忍耐です。このコツを意識するかどうかで、上達のスピードは天と地ほど違ってきます。
どれくらいの期間で身につくの?
ブラインドタッチは、ある意味、指の動きに癖をつけることです。癖をつけるには、少々時間がかかります。また、当然ですが、必要な練習時間には個人差があります。
私が学生の時には、1日30分の練習で、2週間ほどで出来るようになりました。
多くの場合、2週間~1ヶ月もあれば出来るようになると思います。
私がブラインドタッチできなかった頃・・・
私が大学に入学した頃は、ブラインドタッチ出来ませんでした。なので、授業でレポートを作る際など、非常に苦労してワープロを打っていました。
ブラインドタッチできないと、画面とキーボードと資料(紙)の間で視線を動かさないといけないので、それが大変なストレスでした。目指すキーがキーボードのどこにあるのか、常に探している状態で、(冗談ではなく)目が回るほどでした。
そんな時、大学の演習科目でブラインドタッチが出題されました。ブラインドタッチ出来るようにならないと、単位が貰えないのです。
最初はブラインドタッチの効能も知らず、興味もなかったので、嫌々ながら練習していました。
当時の練習方法は、配布された練習ソフトに従って、黙々とキー入力することでした。画面に英単語や短文が表示され、それと同じようにキー入力します。1分間ほど練習した後、正答率や苦手な単語が表示される、という単純なものです。練習ソフトの本質はこちらで紹介しているものと、ほぼ変わりません。
最初は渋々練習していたのですが、しかし少しずつ出来るようになってくると、キーボード入力がすごく楽になったことに気が付きました。
「これはスゴイかもしれない!」
そしてより真面目に練習したところ、2週間ほどで、曲がりなりにもブラインドタッチ出来るようになったのです。ブラインドタッチを覚えてからは、ワープロ作業の状況が一変。ワープロを使っても、全然疲れなくなりました。
スピードは遅くても、一度ブラインドタッチが出来るようになれば、もうこっちのものです。後はワープロを使えば使うだけ、それが練習になって、入力速度が上がっていきました。
就職してからもパソコンは道具として使うので、ブラインドタッチはものすごく役に立っています。大学でこの演習科目があって本当に良かったです(^^)
まとめ
ブラインドタッチの練習方法やコツについてお伝えしました。
練習には、フリーソフトを使うのがおすすめです。
関連: ブラインドタッチのフリーの練習ソフト3選+α!ゲームもあるよ
そして、練習にはコツがあります。
コツに注意して練習すれば、誰でもブラインドタッチ出来るようになります。
- スピードを求めない
- キーボードを見ない
- ホームポジションに戻る
ブラインドタッチは、一生ものの技術です。一度身についたら、一生忘れることはありません。これ出来るようになると、パソコンが本当に楽になりますよ!
コメント