楽天には楽天スーパーポイント、
TUTAYAやソフトバンクにはTポイント、
ヨーカドーにはナナコ、
ローソンにはポンタ、
などなど、
すでに世の中にはたくさんのポイントカードがあります。
市場では生き残りをかけた激しい顧客争奪戦が行われているわけです。
まさにポイント戦国時代です。
そんな戦場に、さらに参戦して来たのがドコモのdポイントです。
今更参入しても、遅いのでは?
という気もしますが、圧倒的な知名度・企業規模があるドコモには、勝算があるのでしょう。
新しもの好きな私は、さっそくdポイントカードを作成してみました。
もちろん無料です。
ですが、dポイントカードは入手するだけでは使えません。
dポイントのサイトに接続して、登録する手続きが必要です。
今回は、dポイントとは何か、ポイントカードの作り方、登録方法などなど、dポイントについて紹介します。
dポイントとは
dポイントとは、ドコモの電話料金などの支払いや、提携している加盟店での支払い時にもらえるポイントです。
貯めたポイントは、スマホの通信料や、iDでの支払い、ギフトとの交換、dマーケットでの支払い、などに使用できます。
提携している加盟店は
マクドナルド
BLUE SKY
タワーレコード
などなど・・・
があります。
まだまだ少ないですが、これからドコモの様々な力をフル動員して増やしていくと思います。
なお、dポイントはドコモのポイントサービスですが、ドコモの携帯やスマホを持ってなくても利用できます。
dポイントカードの作り方
dポイントを利用するには、dポイントカードかdカードを持つ必要があります。
dカードはdポイントカードにクレジット機能が付いたものです。
今回はシンプルなdポイントカードを作りました。
dポイントカードは、ドコモショップ、ローソン、マクドナルドのいずれかで作れます。
私は近所のローソンで作りました。
『作りました』って言っても、レジのお姉さんに、「dポイントカードを下さい」と告げただけです。
もちろん、入会金も年会費も無料です。
dポイントカードの登録
もらってきたdポイントカードは、ドコモに登録しないと使えるようになりません。
もらってきたdポイントカードの台紙に、登録サイトのQRコードが記載されていますので、これをスマホで撮影して、サイトに接続します。
接続すると、dアカウントのIDとパスワードの入力を求められます。
つまり、dアカウントを持ってないと使えない、ということです。
dアカウントを持ってない人は、画面の下のほうからこれに登録できます(ドコモの携帯・スマホを使っていなくても登録できます)。
まず、dピントカード番号、セキュリティコード、店舗コードを入力します。
続いて、住所・氏名・生年月日・・・など各種情報の入力を行います。
一通り入力するのに3分ほどかかりました。
登録完了!
これでdポイントカードが使えるようになりました!
dポイントのメリット
dポイントのメリットは・・・厳しい質問です。
dポイントでポイントを貯める方法としては、提携店でのショッピング、ドコモ関連サイトでのショッピング、だけなのです。
細かく言うと、くじを引いたり、動画を見たり、アンケートに答えたりしてもdポイントを貰えます。でもそれで貰えるポイントは微々たるものです。本質的ではありません。
正直に言えば、楽天スーパーポイントやTポイントとは差別化できてない気がします。
しいて挙げるなら、dポイントの特長は、dポイントをポンタポイントに変換できることくらいでしょうか。
楽天スーパーポイントもTポイントも、ポンタには変換できません。
あとはドコモのスマホや光回線の利用でポイントが貯まる、ということくらい。
家族みんながドコモのスマホユーザー、家ではドコモ光を使ってるという、ドコモべったりな家族なら、ポイントがたくさん貯まるかもしれません。
楽天スーパーポイントやTポイントは、それぞれ楽天市場、ヤフーショッピングという有名な大規模なモールを持っているので、「今月はポイント5倍キャンペーン実施中!」などの販促を実施できます。
でもdポイントには、そんな大規模モールはありません。
なので集客もしにくそう・・・と他人事ながら心配です。
そういう状況はドコモも重々承知でしょう。であるにも関わらず、ドコモはこの激しいポイント戦争に参戦してきたわけです。そこには、何らかの勝算・作戦があってのこと、と私は見ています。
その作戦がどんなものなのか見てみたい、そんな考えでdポイントに登録してみました。
とは言え、せっかくdポイントカードを作ったので、使えるところでは使います。
支払い時にカードを見せるだけで1%ゲットですからお得です。
ポンタとdポイント、どっちを貯める?
従来ローソンでは、精算時にポンタカードを提示すると、ポンタポイントを貰えました。
今回はこれに加えて、dポイントカードの提示でdポイントが貰えることになりました。
ということは・・・・
ローソンでレジでの精算時に、dポイントカードとポンタカードの両方を提示すれば 1%+1%=2% 分もポイントを貰える、のでしょうか。
残念ながら、それはできません。
ローソンでは、dポイントかポンタポイントか、どちらか一方にしかポイントは付かないのです。
どちらか片方となると、どっちを貯めるか迷うところです。
でも結局のところ、dポイントとポンタポイントは1対1の比率で交換できるので、どっちで貯めても一緒なのです。
管理人のまとめ
ポイント戦国時代に、dポイントが参戦してきました。
楽天とTポイントの大手二者は、「お手並み拝見」と高みの見物をしていることでしょう。
こういう状況で、dポイントがどんな手を出してくるのか、非常に楽しみです。
消費者としては、各ポイント業者には知恵を出し合い、大いに競争してほしいと思います。
今後のdポイントの、サービス拡充に期待です。