甘くていい匂いがするだけではなく、いろんな栄養をバランスよく含む果物、バナナ。
バナナ、美味しいですよね、バナナ。
私も大好きです。
ですが、バナナは足が速いことでも有名。
安いからと一房買ってしまうと、一日では食べきれません。一日一本ペースでゆっくり食べていると、すぐにバナナが真っ黒に!
特に夏には足が速くて、困ってしまいますね。
今回は、冷蔵庫でバナナを長持ちさせる方法を紹介します。
普通、バナナは冷蔵庫に入れるとすぐ茶色くなり、中身もグダグダになってしまいますが、ある工夫をすると、グンと長持ちするようになるんです。
そのある工夫とは何でしょうか。
早速みていきましょう。
冷蔵庫でバナナを保存する方法
通常、バナナを冷蔵庫に入れると、簡単に茶色く変色してしまいます。これは「低温障害」によるものです。バナナはそもそも低温に弱く、13度より低温での保存には向かないのです。
ところが、ラップで巻いて冷蔵庫に入れると、バナナがグンと長持ちするんです。
ここでラップの巻き方にひと工夫します。
具体的な方法は、次のとおりです。
- バナナを1本1本にばらします。
- バナナの「柄」の部分をラップで巻きます。
- バナナの残りの部分もラップでグルグル巻きます。
- ポリ袋に入れて、空気をできるだけ抜きます。
- 冷蔵庫の野菜室に入れます。
これでOK!
10日くらいは、きれいなバナナが保てます。
ぜひお試しあれ。
なぜ長持ちするのか。
バナナが黒くなるのは、追熟が進むからです。よって追熟を抑えれば、黒ずみを防げます。
バナナの追熟は、バナナの「柄」から出るエチレンガスにより進行します。そこで、「柄」の部分をラップで包むことにより、エチレンガスの放出を防ぐのです。
そしてバナナ全体もラップで包むことにより、バナナ本体がエチレンガスを吸収することを防ぎます。
さらに、冷蔵庫に入ってる他の果物(リンゴとか)から出るエチレンガスからも守るために、念のためにバナナをポリ袋に入れて口を閉じます。
また冷蔵庫の中では温度も低いので、ほとんど追熟が進みません。
このようにして、バナナの追熟を抑えることにより、バナナの黒ずみが抑えられるのです。
どれくらい長持ちするのか。
バナナのラッピングの仕方にもよりますが、10日程度はきれいなバナナが保てます。
その後は徐々に茶色く、そして黒く変色していきます。
ところが驚くべきことに、皮が黒くなっても、バナナの中身はグダグダにならないのです。黒ずんだ皮をむくと、中身は白くしっかりしています。
うまくラッピングできていると、1か月後でも中身はきれいですよ。
冷凍してさらに長期保存
バナナは冷凍すると、さらに長期保存できます。2か月は固いです。
その方法は、超簡単です。
- バナナの皮をむく。
- バナナをラップで巻く
- 冷凍室で凍らせる!
これだけです。
ただし、解凍するとフニャフニャになりますので、ピューレやケーキの具材などに使います。
解凍せず、凍ったままアイスキャンディーのように食べても美味しいです。暑い日の子供のおやつにはピッタリです。
アイスキャンディーにするには、凍らせる前に、バナナに割りばしを刺しておいてくださいね(柄にします)。
バナナの冷蔵方法のまとめ
バナナをラップでグルグル巻いて冷蔵庫に入れると、10日くらいはきれいな姿が保てます。
それ以降、徐々に黒ずんでいきますが、皮をむくと中身はきれいです。
バナナを一房買っても、急いで食べる必要がなくなるので、助かりますよ。
ぜひお試しください!