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がっちりマンデー 2017/11/19 地方を救うお役所ヒーロー、全国のスーパー公務員

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番組名:がっちりマンデー!!
サブタイトル:公務員が儲かりの救世主!?「地方を救う!お役所ヒーロー」
放送局:TBS
放送日時:2017年11月19日 07:30(30分)

お役所の公務員といえば、
法律に決められたお仕事を粛々と行うとか
窓口に訪れた住民対応するとか
そういう地味~なイメージがあります。

でも、決められた仕事だけじゃなく、
自ら新しい仕事を切り開き、
地元地域をガンガン元気づけている公務員もおられるんです。

それが今回のテーマである
『お役所ヒーロー、スーパー公務員』です。

ヒーロー

今回紹介されたのは、
 ・岐阜県賀茂郡東白川村
 ・山形県天童市
 ・静岡県熱海市
です。

それぞれ、地域にあるものを上手に活かして地域活性化につなげていました。

では、番組の内容を紹介しましょう。

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役場を住宅の販売窓口に

最初は岐阜県賀茂郡東白川村の桂川憲生氏です。

地域振興課の課長である桂川氏が手掛けたのは、住宅販売です。
かなりユニークな取り組みです。

役場で住宅販売?
それ、営利企業のすることじゃないの?

と思いますよね (^^)

もちろん、実際には役場が直接住宅を販売しているわけではありません。
窓口になっています。

窓口は、村が運営するウェブサイトです。
 → フォレスタイル

このサイトでは、間取りを決めて概算価格までわかります。

このサイトでお客さんの要望・予算を聞いて、
それに合う提案を村にある10社の工務店が競争入札します。

競争入札する、という点がキモですね。

これにより、お客さんは安く家を建てられるし、村の工務店にも仕事が入る、という仕組みです。

この仕組を作り出したのが、スーパー公務員の桂川氏です。

最初は工務店から大反発をくらったそうです。価格を安く叩き合って、みんな共倒れするんじゃないかって。
そりゃあそうですよねえ。
競争入札ですから。

しかし実際に始めてみたら、安くて良質な家が建つと評判となり、工務店はだいぶ潤ったようです。

■ 実績
村の工務店が手がけた新築工事の件数(年間)です。
 2009年(導入前)→ 14棟
 2017年 → 30棟
2倍以上に伸びています!

この仕組を構築できた背景には、村の環境があります。
村は90%以上が森林で、日本有数の檜(ひのき)の産地であることです。

東白川村の檜は『東濃ひのき』と呼ばれ、木肌がピンクで粘りがあり、高い強度があるそうです。名古屋城にも使われているんだとか。

檜は『ひのき舞台』『ひのき風呂』などと使われるように、特別感、高級感があります。また伊勢神宮を始めとする寺社仏閣にも檜が使われることから、檜の丈夫さは実証済みです。

その檜で自宅を安価に作れるとなると、やっぱ魅力的ですよね。人気が出るのも納得です。

ネットで集客し、村の林業・工務店が潤い、結果として村全体の所得を向上させる。東白川村は、住宅販売で、がっちり!、ですね。

つちのこフェスタも

これは番組外の情報ですが、東白川村では、毎年5月3日に『つちのこフェスタ』を開催しています。

つちのこ捜索大作戦と称して、参加者全員でつちのこ探しを行います。

東白川村では、過去に何度かつちのこが目撃されたことがあることから、この祭りが始まったとのこと。

もしもつちのこを捕まえたら、賞金が128万円(2017年の場合)もらえますよ。この賞金、毎年1万円ずつ増えてるみたいです(^^)

東白川村役場 ホームページ

東白川村のホテル・旅館
東白川村の観光情報

ふるさと納税の返礼品のオマケを一工夫

次は山形県天童市役所の沼澤賢次氏です。

沼澤氏が取り組んだのは、ふるさと納税

ふるさと納税はオトクな返礼品で有名になりましたよね。
例えば高額な和牛肉とか、パソコンとか、カメラとか。

ですが、沼澤氏が考えたのは返礼品ではありません。

氏が考えたのは・・・返礼品のオマケです。

オマケ!

天童市の返礼品にはラ・フランスとか牛肉とかあるんですが、そのオマケに将棋の駒(こま)のストラップを付けたのです。

将棋の駒

その駒の裏面には、好きな文字を彫ってもらえるのですが、これが大好評になりました。

■ 実績
天童市へのふるさと納税額は劇的に増えました。
 2013年 → 11万5千円
 2016年 → 33億5800万円

なんと3万倍!!

スゲー!!
3万倍!!
ふるさと納税額をこんなに増やしたなんて・・・まさにお役所のヒーロです。

このオマケによって天童市の財政が潤ったのはもちろんですが、将棋関連の伝統職人のお仕事も大幅に増えたそうです。

ちなみに、駒の生産額は
 2013年 → 1億円
 2015年 → 3億円
と3倍になりました。

ふるさと納税の成功例はいろいろありますが、このようなウルトラ劇的な成果は珍しいと思います。

山形県天童市ホームページ

ふるさとプレミアム

ロケハンのコーディネートでがっちり!

最後は静岡県熱海市の山田久貴氏です。

山田氏が手がけているのは、ロケハンのコーディネートです。

お店でテレビや映画のロケをしようとすると、お店の撮影許可を取らないとなりません。その前に、どこのお店でロケ出来るのか、それも調べないとなりません。

この作業ってかなり大変なんだそうです。
しかも最終的に許可が降りなかったりすると、全ての作業が無駄になるという・・・

そこで山田氏の出番です。

山田氏は(熱海市内の)持てるお店ネットワークの中から、番組制作の要望に合うお店をピックアップし、撮影許可まで取ってくれるのです。

しかも驚くべきことに、これ、無料です。

タダ!!

すごいですよね、まさに神サービス。

さらにはロケ弁の手配などもしてくれます(これは実費でしょうけど)。

なぜそんなコーディネートが出来るかというと、ひとえにこれ、信頼関係があるからなのです。地元のお店と山田氏がお互いに信頼しているから、お店側も快く協力してくれるのです。

どちらも私利私欲のためではなく、熱海のため!という熱い思いがあります。もっと観光客を呼んで熱海を盛り上げていこう、という気持ちです。

ロケをコーディネートすると、ロケハンで大勢の人が熱海に来てくれますし、番組をみた視聴者も熱海に来てくれる人がいます。

■ 実績
熱海を訪れる観光客は増えています。
 2011年(ロケ調整前)→ 246万人
 2016年 → 301万人

観光客が51万人も増えています。
全てがロケ調整のお陰とは言えませんが、かなりの増加ですね。

この山田氏、番組制作側からの要望にはNOは言わない、断らない、というのが原則だそうです。さすがヒーロー公務員、本気度が伝わってきます。

番組の最後に山田氏が強調していたのが、
困ったら熱海
というキーワードです。

番組ロケで困ったら、熱海にご相談下さい、お役に立ちます、ということですね。
困ったら熱海』、短くていいフレーズです (^^)

そうそう、最後に一つ。
番組の最後に、MCの加藤さんが山田氏に電話して
「独立したコーディネータになったほうが稼げますよ」
と言ったところ、山田氏は
「個人的な営利目的ならロケ調整はしない。営利目的になるとお店の協力も得られなくなる」と答えてました。
お役所が地域全体のためにやるからこそ、周囲の協力が得られるんですね。

熱海市役所 ホームページ

感想

今回の番組では、3人のお役所ヒーローが紹介されました。

どの方もヒーローと呼ぶにふさわしいご活躍です。

地域に既にあるものを上手く活かして、新しく価値を創造していることが素晴らしいと思います。

そして地元にお金を落としています。

なんだかんだ言っても、お金は大事です。
地元経済がよく回ると地域が活性化しますから。

これからはお役所も、
広い意味で営利目的にならざるをえないのかもしれませんね。

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