風邪の時のお風呂!悪化させない入り方6つのポイント

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うぅぅぅ、風邪ひいたかも・・・
なんか、だるい。
汗かいて ちょっとベタベタする。

お風呂、入りたいなあ・・・
だけど、
風邪ひいたときって、お風呂入ってもいいんだっけ??

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日本では昔から「風邪ひいたらお風呂はやめときなさい」と言われてきました。

でもこれ、昔の家ではお風呂が離れにあったり、銭湯だったり、家の断熱が悪かったりで湯冷めすることを心配してのことだったのです。

現在では住宅事情もずいぶんと改善されてきましたので、一概にお風呂を避けなくても良くなりました。

今回は、風邪を悪化させないお風呂の入り方をお伝えします。押さえるべきポイントがありますので、以下に紹介しますね。

風邪を悪化させないお風呂の入り方

では早速、始めましょう。

風邪ひいたときに、一番気をつけないといけないのは、体を冷やさないこと。湯冷め(ゆざめ)は大敵です。
風邪を悪化させない入浴のポイントは、次の6点です。

  1. 脱衣所を暖かく。
    脱衣所が寒いと、服を脱ぎ着する時に体が冷えます。
    できれば小さな暖房器具を置き、脱衣所も暖めましょう。

    山善(YAMAZEN) セラミックヒーター(1200W/600W) DF-J121(W)
  2. 湯加減はほどほどに。
    お湯が熱いと多くの体力を消耗します(お風呂に入るだけでも、体力を消耗します)ので、適温にしましょう。
  3. 長湯はしない。
    温まったと思ったら長湯はせず、早めに上がりましょう(長くても20分ほどで)。
    体力の消耗を抑えるためです。
  4. 髪はよく乾かす。
    頭をシャンプーしても大丈夫です。上がったらドライヤーで乾かしましょう。
  5. あがったらサッサと拭く。
    体を濡らしたままにしておくと、水滴が急激に冷めて、体を冷やしてしまいます。
    上がったら乾いたタオルで十分に体を拭きましょう。
  6. 布団に入ってサッサと寝る。
    体が温まっているうちに布団に入って、十分に睡眠を取りましょう。

入浴に際しては、湯冷めしないよう、体を冷やさないことが大切です。そこに気をつければ、毎日お風呂に入っても問題ありません。

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ただ、状況によってはお風呂に入らない方が良い場合もあります。そちらも紹介しますね。

そもそもお風呂に入っちゃダメな場合

次のような場合には、入浴はやめておきましょう。
寝汗などで体が不潔で気持ち悪くても、それで死にはしませんので、快復するまで待ちましょう(^^;

  • 頭痛がひどい場合
  • 高熱が出ている場合
  • 嘔吐感がある場合
  • フラフラする場合
  • 倦怠感がひどい場合
注意 ワンポイント 038564お風呂の判断に迷ったら?
かかりつけのお医者さんに尋ねるのが確実なんですが、深夜早朝など、連絡できない場合もあります。

そんな場合に助けになるのが、医療の相談サービスです。
最近は生命保険や医療保険に、医療相談を受け付けるサービスが付いていることがあります。
例えば、私が加入している第一生命には『メディカルサポート』というサービスがあります。24時間365日、簡単な健康相談などに応じてくれます。このようなサービスに相談するのもおすすめです。
あなたの医療保険にも同様なサービスが付いていませんか?確認してみましょう。

ところで、風邪をひいてお風呂に入ると、家族に風邪をうつさないか心配になりませんか?お風呂で風邪はうつるんでしょうか。

お風呂で風邪がうつる心配は?

お風呂で家族に風邪がうつる心配は、ほぼありません。

インフルエンザなどのウィルスは乾燥を好むので、お風呂場など湿度の高い場所では増殖しにくいと考えられます(加湿器が風邪の予防になると言われるのは、このことからです)。

また、お風呂場には大量に水がありますから、風邪ウィルスは希釈されてしまい、感染力は高くなりません。

それでも家族への感染が気になる場合には、
 ・風邪ひいてる人は、一番最後に入浴する。
 ・家族でタオル類を共有しない(自分専用のタオルを使う)。
などに気をつければ良いでしょう。

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さて、お風呂に入ると汗をかきますので、水分補給も忘れてはいけません。お風呂上がりにオススメな飲み物を紹介しましょう。

お風呂上がりにオススメな飲み物は?

風邪をひいた時、お風呂上がりにオススメの飲み物を紹介します。着眼点は、『体を温めてくれるもの』です。

  • 生姜湯(しょうがゆ)
    生姜のジンゲロールという成分が血行や発汗を促進し、体を温めてくれます。
    風邪ひいたときの定番の飲み物です!
  • はちみつ入りホットレモン
    レモンのビタミンCに、はちみつの糖分、ミネラル、ビタミン類がプラスされ、栄養十分です。
    ホットで飲むと、体がとっても温まります。
  • オレンジジュース+ポカリ
    ポカリスエットだけでも水分補給には効果的なのですが、ちょっと甘すぎる感もあります。オレンジジュースを混ぜることで、程よく酸味が加わり後味すっきりです。
    もちろんオレンジのビタミンCもありがたいですね。
  • 甘酒
    甘酒は、ビタミン(EやB2など)やアミノ酸、糖類が豊富に含まれている栄養食品です。
    あったかい甘酒は、やさしい甘さで体を温めてくれますよ。
  • ゼナジンジャーのお湯割り
    ゼナジンジャーは、大正製薬から販売されている栄養ドリンクです。価格は1,000円ほどと、安くはありませんが、生姜含め14種類もの生薬が入っています。
    普通の栄養ドリンクとは違ってカフェインは入っていないので、安眠を妨げないのも魅力です。
    コンビニでも買えますが、買い置きしておくと便利です。
     → ゼナジンジャーの通販(楽天)

まとめ

日本では、「風邪をひいたらお風呂に入ってはいけない」と昔から言われてきました。しかしそれは、昔の住環境でのお話です。

現在では、いくつかの点に注意すれば、お風呂に入っても全く問題ありません。
本記事では、風邪を悪化させないお風呂の入り方6つのポイントを紹介しました。

  1. 脱衣所を暖かく。
  2. 湯加減はほどほどに。
  3. 長湯はしない。
  4. 髪はよく乾かす。
  5. あがったらサッサと拭く。
  6. 布団に入ってサッサと寝る。

どれも簡単ですよね。
基本は体を冷やさないことです。

風邪をひいたとしても、安心してお風呂を楽しんでくださいネ。

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