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【動画あり】国産旅客機MRJ2号機が初飛行に成功。白い機体が美しい!

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量産工場(愛知県豊山町)も立ち上がり、粛々と生産が進められている三菱航空機製ジェット旅客機、MRJ。

MRJとは、Mitsubishi Regional Jet(三菱 中近距離ジェット機)という意味です。

初号機の初飛行は、2015年11月11日でした。白く美しい機体がふわりと浮かび上がった瞬間の感動は、まだ記憶に新しいところです。

それから6か月余り。

その2号機が2016年5月31日、初飛行に成功しました。
順調に生産が進んでいるようで、何よりです。

2号機のカラーリングは1号機とは少々変わり、大きな赤いラインがボディ横に大きく走りました。

白地に赤というカラーリングは、とても日本らしいデザインです。一目見て日本をイメージさせます。清潔感と熱い心を感じさせてくれます。

試験機としては全5機が製造中です。近々3号機以降も、続々と初飛行となるでしょう。

今年は米国での試験飛行も予定されています(そのために米国にMRJを輸送するそうです。どうやって輸送するんでしょうね)。

5号機まで完成したら、全機同時にデモフライトして欲しいです。きっと日本中が感動すると思います。

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MRJのエンジンは国産?

MRJのジェットエンジンは、残念ながら国産ではなく、米国のプラット・アンド・ホイットニー社製です。

技術的な面から見ると、国内メーカーでも製造出来たとは思います。例えば、自衛隊の次期哨戒機P-1のジェットエンジンはIHI社製の国産エンジンです。

また、防衛省が先進技術実証機として開発しているX-2のジェットエンジンも、IHI社製の国産エンジンです。

しかし旅客機のエンジン、しかも世界中の航空会社に売り込む旅客機用となると事情が変わります。

米国の連邦航空局FAAの型式認定を取得したり、エンジン整備の拠点を世界各地の空港に置いたりと、開発以外にもやるべき作業が山のようにあります。これらは非常に時間とお金がかかる仕事です。

そのため開発期間とコストを削減するために、あえて、すでに(形式証明を取得し)世界中に流通している外国製エンジンを採用したのです。

MRJは民間企業の商売ですから、儲けてナンボです。
利益を出すために外国製エンジンを採用するのは、正しい判断です。

MRJ 2号機初飛行の動画

ネットには、愛好家の皆さんが撮影したMRJの写真や動画がたくさんあります。
先日の2号機の初フライトの動画もさっそく公開されていました。

鶴のような、美しい機体が飛び立つ様子です。
 ↓

さて、こういった動画は望遠レンズで撮るのですが、最近、光学83倍という、とんでもないカメラ NIKON coolpix P900 が発売されました。

その驚異の性能とは・・・
 ↓

このカメラの詳細は こちら です。

航空ファンや鉄道ファンのハートをワシ掴みしそうですね。

MRJは売れてない?

2016年3月2日時点で、国内外合わせて427機を受注しています。そのうち日本航空32機と全日空25機です。

2015年から1年ほどの間、受注ゼロが続いていましたが、2016年2月に米国のエアロリース社から20機を受注しました。久しぶりの受注です。

ということで、MRJが売れてないことはありません。しっかり売れています。

ただ、採算ラインは400機と言われてますので、十分に利益が出るレベルではありません。

MRJのライバルはカナダ・ボンバルディアとブラジル・エンブラエルです。両社ともリージョナルジェットの先駆者で、すでに数多くの航空会社に納入しています。

しかしボンバルディアの現行機種は、設計が多少時代遅れになってきています。また同社の次世代機は、座席数が110席以上となり、リージョナルジェットというジャンルよりは大型になります。よってMRJのライバルではなくなりつつあります。

一方で脅威なのはブラジルのエンブラエルです。開発中の次世代機E2は、5月23日、初飛行に成功しました。予定より半年ほど前倒しでの初飛行ですから、MRJを意識しているのは明らかです。

しかもE2は、MRJと同じエンジンを搭載しますので、MRJの燃費などの優位性が減少します。

機体性能以外の信頼性や快適性などで、どこまでライバル機と差別化を図れるか、そこが勝負となるでしょう。

MRJは政府専用機になる?

MRJは50年ぶりの国産旅客機なのですから、政府も専用機として採用し、販売を後押しすればいいのに、と思います。

しかし、MRJが政府専用機として採用されるには、ひとつ大きな壁があります。

それは航続距離です。

現行の政府専用機はボーイング747-400 の航続距離は13,450 kmありますが、MRJは約3,600 kmです。よってボーイング747-400 は成田から太平洋を横断してニューヨークまで飛べますが、MRJでは無理です。

また、政府専用機には故障などに備えて常に7名の整備要員が搭乗し、機体整備用の機材も数多く載せています。危機管理体制を充実させているのです。そのため、ある程度大きな機体が必要になります。

MRJは小型機ですので、空間的にそこまでの余裕がありません。危機管理を意識すると、MRJでは少々厳しい気がします。

いつの日かMRJの大型版ができれば、政府専用機に採用されるかもしれませんね。

MRJ納入時期は?

MRJは、1号機の納入時期が18年後半とされています。

これまでたびたび、納入時期が先送りされてきました。
今後は大きなトラブルが無い限りは、先送りはないと思います。

1号機のフライトは、予約が殺到しそうですね。
私も絶対に申し込もうと思います。

それまではプラモデルでも作って楽しみに待つとします。

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