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NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインは国民的雑誌の創刊者がモデルだったのですね。

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NHK朝の連ドラ『あさが来た!』が終わりました。
いつものことながら、今回も名作でしたね。おもしろかった!

そしてこの4月から、NHKの朝ドラが切り替わります。

好評だった『あさが来た』に代わって始まるのは、『とと姉ちゃん』です。

名前が愛くるしいですね、とと姉ちゃん (^^)

テーマ曲が宇多田ヒカル氏の楽曲ということも、話題になっています。

宇多田氏はしばらくは充電期間中でしたが、そろそろ冬眠からお目覚めのようです。
季節も春だけに。

本作には原作となる小説はありません。
NHK朝ドラ用のオリジナルストーリーです。
ですが、主人公のモデルは存在します。

主人公のモデルは、戦中をたくましく生き、戦後に『暮らしの手帖』を創刊した大橋鎭子(おおはししずこ)さんです。

今回は、『とと姉ちゃん』のあらすじ・原作や、ヒロインのモデルについて紹介します。

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とと姉ちゃんのあらすじ

昭和5年、第二次世界大戦前の静岡県遠州地方で舞台は開きます。

主人公の小橋常子(こはしつねこ)は小橋家三人姉妹の長女です。

個人的には6人姉妹だったらもっと面白かったのに、と思いますが、それはまた別の話。

常子は、父のことを「とと」、母のことを「かか」と呼ぶ家庭で育ちます。

当時は父親は家長であり、家庭内で絶対的な権限を持つ畏怖すべき存在でした。その「怖い親父」というイメージを打ち砕き、もっと仲の良いフレンドリーな家庭を作りたい、という父・竹蔵の思いから、子供たちに「とと」「かか」と呼ばせていました。

経済的には何不自由のない生活でしたが、ある日突然、父・竹蔵が結核で倒れます。当時結核は難病であり、竹蔵は他界します。

その死の直前、竹蔵は常子だけをこっそりと呼び出して、こう告げます。

「ととのいない後は、常子が”とと”になって、家族を守ってくれ」

自分がととなり、家族を守る! そう決心した常子は、妹たちのために、母のために、生活していくために 奮闘してゆくのでした・・・

常子は女学校を卒業し、新聞社に就職します。

そして昭和20年、日本は戦争に敗れました。

焼け野原となった東京を見て、常子は考えるのでした。

「女のひとたちが幸せな暮らしを送れなかったら、そんな世の中は駄目だ。私に唯一できること、妹たちと雑誌をつくって、事業を起こそう」

その後奮闘を重ね、常子ら三姉妹と天才編集者・花山伊佐治は月刊誌『あなたの暮らし』を創刊することになります・・・

この『あなたの暮らし』は、超有名な雑誌『暮らしの手帖』のことです。

とと姉ちゃんの登場人物

主な登場人物はこちらです。

小橋常子(つねこ/ヒロイン)
父親として家族を守る決意をしたことから、とと姉ちゃんと呼ばれます。
好奇心が旺盛で、誰とでも仲良くなれるうらやましい性格。
いかにもNHK朝ドラのヒロインという性格設定です。
のちに花山伊佐治と出会い、国民的月刊誌『あなたの暮らし』を創刊します。
小橋竹蔵(たけぞう/父)
常子の父。常子11歳の時、結核で逝く。
死の間際、竹蔵は常子だけを枕元に呼び寄せ、「ととのいなくなったあとは、常子が自分の代わりに家族を守ってほしい」と後を託します。
小橋君子(きみこ/母)
常子の母。
性格はおっとり、のんきもの。娘たちに「当たり前の暮らしの大切さ」を説き続けました。
小橋鞠子(まりこ/次女)
勉強はできるがスポーツは苦手なまじめな子。姉とはよく喧嘩もしますが、姉の相談相手でもあります。
小橋美子(よしこ/三女)
年が離れているので、常子にとっては娘のような存在。要領が良い。
青柳滝子(あおやなぎ たきこ/常子の祖母)
深川で材木問屋・青柳商店を営みます。君子(常子の母)とは折り合いが悪い。
竹蔵の死後、小橋一家を深川で引き取りますが、君子と馬が合わずに縁を切ります。
その後、小橋一家は近くの仕出し屋「森田屋」に住まわせてもらうことに。
隈井栄太郎(くまい えいたろう)
材木問屋・青柳商店の筆頭番頭。昔から君子と滝子のことを良く知っており、二人の確執に胸を痛めています。小橋家の理解者であり応援者。お酒が大好き。
青柳清(あおやなぎ きよし)
材木屋・青柳商店の若旦那。
幼少のころ、養子として滝子の元にやってきmした。青柳家に突然滝子の血縁者が現れたことに少々動揺しています。仕事はできるヤツです。
花山伊佐次(はなやま いさじ/天才編集者)
雑誌『あなたの暮らし』の天才編集者。花森安治氏をモデルにしています。
森田宗吉(もりた そうきち)
仕出し屋「森田屋」の店主、兼板前さん。
典型的な江戸っ子で、気は短いが情に厚い。仕事には手を抜きません。
森田照代(もりた てるよ)
宗吉の妻。地方(東北?)の寒村出身で、森田屋で働いていたところ、宗吉に手を出されて結婚しました(笑)宗吉はぞっこんです。
こういう愛の形もあってよいと思います。

ヒロインの実在モデル・大橋鎭子氏とは

ヒロイン小橋常子のモデルとなったのが、大橋鎭子(おおはししずこ)氏です。

大橋に対して小橋という名前設定・・・
NHKさん、安易だな、と思ったのは私だけではないはず(笑)

冗談はさておき、大橋鎭子氏は、国民的雑誌「暮らしの手帖」を創刊した人物です。

生年:1920年3月10日
没年:2013年3月23日(93歳)
出生地:東京

会社員の父の転勤にともない1歳で北海道へ移住。
その後父が肺結核になり、他界。けなげにも、11歳で喪主を務めました。

その後日本女子大に進学しますが、本人も肺結核にかかります。父親を結核で亡くしていることから、大きな不安を抱えての治療だったことと思います。治療に専念するために、大学は中退しました。

結核は幸いにも平癒し、日本読書新聞に入社します。この新聞社で編集者・花森安治と出会います。運命の出会いです。

そして1946年、花森安治と大橋鎭子三姉妹で衣装研究所を設立。もちろん鎭子が社長です。1948年、ついに雑誌『美しい暮らしの手帖』を創刊します。これが後の『暮らしの手帖』です。

『暮らしの手帖』は企業の広告を一切載せず、一貫して消費者目線で商品をテスト・評論した記事を掲載しました。その視点は多くの読者から大きな支持を得、企業からも一目も二目もおかれる存在となりました。

『暮らしの手帖』は現在も、内容・スタイルを変えて発行されています。現在では商品テストの記事はありません。
 ↓

大橋鎭子氏は、『暮らしの手帖』の紙上にて、1965年から94年までの25年間、エッセイ『すてきなあなたに』を連載しました。本エッセイが都民の文化・生活向上に大きく寄与したとして、1994年、第10回東京都文化賞を受賞しています。

なおこの連載は単行本となり、現在でも入手可能です。

大橋鎭子氏は、生涯独身でした。

花山伊佐治の実在モデル・花森安治氏のエピソード

劇中の天才編集者・花山伊佐治のモデルが花森安治(はなもり やすじ)氏です。

花森氏は第二次大戦中、大政翼賛会に所属。国策の広告を担当していたそうです。

そこで生まれた有名な標語がこれ。

欲しがりません、勝つまでは

この兵庫は、花森安治氏が考案したという話と、募集して集まった兵庫の中から氏が選考したという話があります。

どちらにせよ、彼がその誕生に関わっていたわけです。

あんな標語を作って、戦争へと国民を導いた、そして日本中の女性に大きな苦しみを与えた・・・花森氏はそんな反省の気持ちを強く持っていたのではないか、そう想像します。
だからこそ、女性を幸せにする雑誌を作るという、大橋鎭子氏の雑誌創刊に惜しみなく協力したのでしょう。

とと姉ちゃんの主題歌は?

主題歌を提供するのは、宇多田ヒカルさんです。

宇多田さんは久しぶりの新作リリースですよね。5年ぶりだそうです。

とと姉ちゃんの元気な姉ちゃんぶりを表すような、爽やかな楽曲を期待します。
例えると『コカ・コーラ+カルピスウォーター』みたいな。
(飲んだことはないけれど!)

主題歌のタイトルは『花束を君に』。

NHK朝ドラ主題歌+宇多田ヒカルですから、もう大ヒット間違いなしですね。
なんか今年の紅白で宇多田さんが歌ってる様が瞼の裏に浮かびます(笑)

どんな楽曲になるのか、楽しみです。

管理人まとめ

4月からのNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』について紹介しました。

とと姉ちゃんは、病死した父の願いを胸に、戦中戦後をたくましく生き抜く家族の物語です。

厳しい時代を明るくたくましく生きる様は、きっと私たちに元気や勇気を与えてくれると思います。

放送が始まるのが待ち遠しいですね!

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