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アドラー心理学/第4回:「自分」と「他者」を勇気づける/個人的まとめ

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NHK100分de名著、アドラー心理学の第4回、「自分」と「他者」を勇気づける、を個人的にまとめてみました。

第4回の今回では、職場や家庭で使える、対人関係の考え方が紹介されました。

個人的には耳に痛かったですが、自分の職場・家庭での人との接し方として、大変役に立ちました。

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共同体感覚

アドラー心理学では、『共同体感覚』を対人関係のゴールとしています。

アドラー心理学では、『人生の意味は全体への貢献である』です。

ではまず、共同体とはなんでしょうか。

共同体は階層的になっていて、いろんな種類があります。

あなた・わたし < 家族 < 学校・職場 < 社会 < 国家 < 人類 < 宇宙

私たちが属する共同体は、身近な家族から始まり、学校・職場、さらには人類全体を超えて宇宙にまで広がっています。ほとんど無限の広がりがあります。

アドラーはこうも言っています。
『人は全体の一部である。全体とともに生きている』

共同体の中に居場所を見つけ、共同体に貢献することにより、人は人生の幸せを得られるのです。

共同体感覚のために必要なことは、以下のことです。

  1. 自己受容
    ありのままの自分を受け入れます。
    自分の短所ではなく長所を見つけ出すことにより、自分を受け入れやすくなります。
    自己受容ができないと、共同体に入って行く勇気が持てません。
  2. 他者貢献
    自分が何か貢献していると感じると、自信がつきます。
  3. 他者信頼
    その共同体の他者を仲間だと思えなければ、他者に貢献できません。
    他者を信頼できることは重要です。

これらがうまくできれば、その共同体の中で居場所が見つかります。

共同体の中でうまくやるために

勇気くじき

他者との関係でやってはいけないことの一つが、勇気くじきです。

勇気くじきとは、他人を貶めることにより、元気をそぐことです。

理想の子供や部下をイメージし、現実の相手をそこからの引き算でしか見ないと、そうなります。

この場合、相手が理想に到達するまでは、何をやっても何かしら否定されるため、相手のやる気を削いでしまいます。

これでは共同体はうまくいきません。相手を勇気づけしてあげるには、共同体への貢献感を感じさせてあげることです。

自分に価値があると感じられると、人は元気を持てます。

勇気づけ

勇気づけのキーワードは『ありがとう』です。

ありがとうという言葉は、対等に見てもらっている証です。

相手を格下に見ていると、人は「えらいね」などと褒める言葉をかけます。

相手が子供であっても、何かしてくれたら「ありがとう」とお礼を言う。それは感謝の言葉であると同時に、相手を自分と対等に見ているという証です。

対等に扱われると、人は自分に価値を感じ、貢献感を持てます。

アドラー心理学では、あらゆる対人関係は対等である、縦ではなく横の関係であると考えます。

対等な関係の人に、褒めるのも叱るのも失礼だと思います。

嫌われる勇気

自分の主義主張は、必要な時にはしっかり主張した方が良いです。

例えば、職場の上司がおかしなことを言いだしたら、それは違うと言うべきです。

主義主張の違いにより、その共同体で嫌われることになるかも知れません。
でも、受け入れられるかもしれません。

受け入れられた場合、その共同体での居心地はグンと良くなります。受け入れてくれた人々への信頼感も増しますし、それにより共同体へ貢献することも楽しくなるでしょう。

これが共同体での居場所が見つかる、ということです。

残念ながら嫌われてその共同体にいられなくなったとしても、自分の主義主張を曲げて不本意な生き方をするよりは良いことでしょう。

世の中には多数の共同体があります。次に入った共同体では、あなたの考えが受け入れられるかもしれません。

自分を嫌う人が共同体にいるということは、あなたが自由に生きているという証しです。

自分が自由に生きるためには、それくらいの代償は支払わなけれならない。それくらいの覚悟を持っていれば、共同体の中で嫌われてもそれほど気にはならなくなります。

こう覚悟するために必要な勇気が、『嫌われる勇気』です。

アドラーのメッセージ

人生には、一般的な意味はありません。

アドラーは「人生の意味は あなたが自分自身に与えるものだ」と言います。

自分の人生の意味は、自分自身で決めることができるのです。

これは、人生が自分の思い通りになる、という意味ではありません。困難な人生の中にあってなお、人生に対する態度を決定できるということです。

あなたが今歩んでいる人生は、あなたが選んでそうしているのです。

ちょっと突き放されている感じ、冷たい印象を受けますが、でも、自分の人生を代わりに生きてくれる人なんていないのです。

自分の人生は、嫌われることを覚悟して、自分で決めて生きねばなりません。

第4回まとめ

アドラー心理学の第4回は、とても耳に痛かったです。

勇気くじきと勇気づけにハッとさせられました。

職場での振る舞い方に大変役立ちます。

職場では仕事を確実に遂行することが求められるので、ある意味上意下達は避けられません。

しかし部下は格下なのではなく、同じ職場の仲間です。

上司と部下の間は、仕事上は上下関係がありますが、人間関係上は縦ではなく横の関係ということを再認識しました。

部下がもし自分より年上だったらどう接するか。

そのような意識で接し方を見直してみたいと思います。

職場のみんなが、私たちの職場で居場所を見つけられるように、アドラー心理学を活かしていけそうです。

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